子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

本日は午前10:30～名古屋市内の児童館でバイオリンコンサートに参加させていただきました。児童館内の体育館にピンクと緑色のシートが敷かれ、開けられた窓から春の柔らかな日差しが差し込み、ゆったりとした雰囲気の中で、50名ほどの乳幼児と若いお母さん方が参加してくれました。

9:30搬入。児童館のスタッフの方々か皆さんで2階まで機材の運搬を手伝って下さり、大変有難かったです。準備音合わせを終えると、しばらくして小さなお子さんを抱っこした若いママさんたちが次々に入場され、子ども達もじっと目と耳を凝らしてこちらの様子をうかがっているのが、とても印象的でした。

10:30に開始となり、はじめに館長様からご挨拶があり、今回も沢山の参加申し込みかありましたとのご紹介を頂き、大変有難いことと改めて思いました。続いてリーダーがご挨拶の中で「子どもさんが泣いたり大きな声を出したりしても大丈夫ですから、そんなことは気にせず、ゆったりと楽しんでいってくださいね」と言いながら親御さん達の緊張感を和らげるようなお話をされ、コンサートがスタートしました。はじめにパッヘルベルの「カノン」のバイオリン演奏を聴いていただき、続いて挙手によるリクエストとして「ホール・ニュー・ワールド」が選ばれ、リーダーが子どもさん達のところを回りながら耳元で演奏していきました。子ども達は皆、目を凝らしてじっと聴いており、とても感心させられました。その後は波多野さんのリードにより「となりのトトロ」「ミッキーマウスマーチ」「アンパンマン体操」「さんぽ」「小さな世界」等に合わせて歌を歌ったり体を動かしたり手話をして頂いたりしながら、親子で触れ合っていただきました。そして再び皆さんからのリクエストでクラシックの中から「G線上のアリア」が選ばれ、最後に「星に願いを」で演奏を終えました。その後、リーダーがチラシをご覧いただきながら「すくすくメール」の紹介をし、お母さん方も頷き」ながらお話を聞いて下さり、コンサートが終了しました。

機材の片づけをしていると、わざわざこちらにお出でになり、お礼を言って帰られる若いお母さんや小さなお子さんが何人もいらして、リーダーが「子育てがんばってくださいね♪」と声をかけると、皆さん「はい!」と笑顔で応えてくれました。また、児童館のスタッフの方々が使用したシートを一つ一つ丁寧に消毒しながら片付けられ、機材の搬出も皆さんでお手伝いくださいました。こうして普段から利用者の方々といい関係を培っておられるのだなと感心させられるとともに、若い親御さんや子ども達にとって児童館の大切さを改めて感じました。

コロナ禍によりお互いいろいろと活動が制限されてきたことと思われますが、こうして少しずつマスクをはじめ制限が緩和されていくことは、本当に有難いです。若いお母さん方には、どうか子育て頑張って!!と心からエールを送りたいし、小さな子供たちがすくすく元気に育ってほしいと願っています。

ご参加くださった若いお母さんや幼い子ども達、そしてお招きくださった児童館の館長様はじめスタッフの方々に、改めて心よりお礼申し上げます。皆様、本当にありがとうございました!!

(谷川)

ここはとても広い会場で、段になっている観客席から舞台を見下せるようになっています。

0，1，2歳児の小さな子どもさんが対象でした。

「カノン」では会場が静かになり皆さん集中して聴いてくださいました。乳児さんもお母さんの膝に抱かれて聴かれ、中には気持ちよさそうに寝てしまう子もいました。

リクエストは一番多かった「ホール・ニュー・ワールド」でした。

リーダーが「子どもさんの耳元でバイオリンの音を聴かせたい方は前に出てきてください」と言うと

次から次へと客席から降りてきてリーダーの前に親子連れが集まり3列にもなりました。

親御さんの我が子にバイオリンを聴かせたいというお気持ちがとても良く伝わってきました。

リズムに合わせてお遊戯や親子体操などをして親子で触れ合っていただきました。

親御さんがとても協力的で親子体操では会場のあちらこちらで「高い高い」をしてくださり

会場に「高い高い」の花が咲いたようでした。

子どもさんたちの満面の笑顔がとても可愛かったです。

リクエストで一番多かった「G線上のアリア」を弾かせていただき、

最後に「星に願いを」を演奏して終わりました。

よく知っている曲なので子どもさんを膝に抱いて身体でリズムをとって聴いてくださるお母さんもいらっしゃいました。

演奏後、親子三人で「ありがとう」とお礼を言いに来てくださいました。

お父さんも参加されとても協力的でした。

「子育て頑張ってくださいね」と言うと笑顔を返してくださいました。

今日もたくさんの子どもたちの笑顔に囲まれて、楽しく演奏をさせていただきました。

これからも親子で楽しんでいただけるように創意工夫を重ねていきたいと思います。

コロナを気にせずに演奏会を開催できたことは、とてもありがたいことです。

開催してくださいました児童館の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

（波多野）

暖かくなってまいりました。

「子育て支援」を軸に活動しています、私達の活動内容は多岐に渡ります。

本日は、習わない限り、ほぼ手にする事ができない

「本物のバイオリン」を体験していただく活動を行いました。

バイオリンは、『とても美しい楽器』です。

しかし、『とても難しく繊細な楽器』です。

この繊細で難しい楽器の

【本物】に触れていただきたいという気持ちで

季節の良い頃、意慾的に《愛知牧場》に伺っています。

今日も、多くのお子様と親御様に出会う事ができました。

「オモチャじゃないのですか？」とのお声に

「本物のバイオリンに触れてください」とお伝えし

「本物だって！貴重な体験だ！」とご参加くださる皆さま。

小さなバイオリンを構える、幼いお子様を囲んで繰り広げられる

溢れる笑顔、優しい眼差し、明るい笑い声。

今日も、そんな皆さまに支えていただき

子育て支援活動をさせていただきました。

「子育て頑張ってください♪」

ばあば世代の私達からの、応援エールの一日でした。

皆さま、ありがとうございました。

（山崎）

先日、演奏業務で十年以上お世話になったМ氏が移動になったと分かり、

「新しい担当の方をご紹介に与りました」と仲間からの連絡がありました。

М氏にどれほど育てて頂いたことか

言葉では言い表せない程感謝しております。

もう会い辛くなるのであれば、

各自がお手紙を書かせていただき

素直な心で感謝しようということになりました。

演奏日にМ氏に会えなければ

５人の書いた手紙をどなたかにお渡しして帰ったら良いと考え

５人分の手紙を予め用意しておきました。

すると演奏日の午前中、

М氏がわざわざ舞台までおいでになり

温かく言葉をかけて下さいました。

最後に私から

「どうぞ、お元気で頑張って下さい」とお別れの言葉を告げると

「はい！」と、ことのほか大きくて元気なお返事を賜り

まるで青年のような清々しい印象を抱き驚きました。

М氏のような人格者からは

純粋で美しい心が伝わってきて傍に居ると気持ちよくなります。

お互い違う志をもって前へ進もうとしている者同士

互いの良き思い出を胸に明日からもまた力強く働き続けるでしょう。

12年前の今日、東北地方に大地震が起こり

尊い多くの命が奪われました。

2500人ほどの方達が、未だに行方不明のままです。

大災害に遭って普通の暮らしも儘ならないような人が、

この国にどれくらいいらっしゃることか計り知れません。

目に見えないウィルス如きに、いとも簡単に潰された日本経済。

時代は大きく変わろうとしています。

私はここで真摯に自らを変え、

事業方針も社会に倣って大きく変えていかなければ

今後の双方の発展は望めないだろうと考えています。

そして、他の理事たちも同様に、

自分を磨き変えようとする強い意志がなければ、

激動の時代を歩むことは難しいでしょう。

コロナ禍で多くの大切なことを失いました。

しかし、東北の方達のように、命や生活を奪われたのではありません。

当たり前の暮らしを毎日繰り返して送ることができることに心から感謝し

М氏に育てられた御恩を決して無駄にせず

一層人のお役に立てるよう前を向いて歩んで参ります。

М様

本当にお世話になり、心からありがとうございました。

どうぞお元気でご活躍ください。

私も決して負けません。

長田百合子拝

今日は少し寒さが和らぎ、春の訪れを感じられました。

顔なじみのお客様がたくさんいらして

次から次へとお客様から積極的にリクエストをいただきました。

「春」、「威風堂々」、「オリーブの首飾り」、「メリー・ウィドウ・ワルツ」など軽やかな曲であったり、威厳のある曲であったりと変化にとんでいました。

「ブーレ」をリクエストくださった女の子は、

バイオリンを習っていて弾いたことのある曲だそうです。

明るくて楽しくなるような曲です。

バイオリン体験では、一番前に座っていた女の子がバイオリンを弾きたいと言われていましが、

演奏を聴いているうちに眠られてしまいました。

バイオリン体験の時間になっても眠っておられましたが、お母さんが起してくださいました。

バイオリンを構えると目が覚めて弾くことが出来ました。

お母さんも娘さんのかわいい写真を撮ることができ嬉しそうでした。

家におもちゃのギターがあり毎日弾いているそうです。

先月もバイオリン体験をしてくださった親子連れが今月も来てくださいました。

バイオリンを弾くのは楽しいそうです。

ご年配の女性の方もバイオリンに興味を持っていただき、

楽しそうにバイオリンを弾かれていらっしゃいました。

バイオリンがとても気に入られたようです。

すくすく合奏団は、このお店から始まり、育てていただきました。

このお店は故郷です。

いつも初心にもどり、常にお客様を大事にさせていただくことの大切さを教えてくださるお店です。

そして、お客様に支えられて演奏会は成り立っています。

元気で優しいお客様のお蔭で無事二つのコンサートを終えることができました。

職員の皆様には、大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

（波多野）

週末の時間を使って、久しぶりに合同練習をすることができました。

波多野さんは欠席され、山崎さんはスマホにて参加されました。

いつもお客様から演奏曲をリクエストいただきますが

練習しておく必要のある曲を選択し効率よく合同で練習しました。

使わせていただいたスタジオは多目的に使用され

ダンスなどの練習にも使用されるのでしょうか

以前から辟一面にミラーが貼られています。

なかなか普段は自分の演奏姿を見ることは出来ませんが

お蔭様でこのスタジオでは、演奏の全体像がよく見ることができます。

スタジオが出来た頃、玄関前に小さな苗が植えられていました。

今ではスタジオの2階に届きそうなぐらいに成長し

植物の成長を感じながら、これだけ長くお世話になっているのだと

実感いたしました。

お昼前に練習を終えその後、リーダーと谷川さんと3人で

以前から私達の活動を応援して下さる支援者の方のご自宅にお伺いしました。

テーブルの上には沢山のご馳走を用意してくださっていました。

支援者のご友人の方も3名、来ていらっしゃり

美味しい食事を頂戴しながら終始、話が尽きませんでした。

いつもリーダーが口にする

「自分が幸せになったと思ったら、誰かに幸せを分けてあげましょう」という考えを

どの方も同じように持っていらっしゃいました。

皆様の経験を聞かせていただきながら、「信じる」ことの大切さや

家族のありがたさを改めて感じました。

年齢を重ねれば重ねるほど、人柄がお顔に出ると思いますが

リーダーが皆様、本当にいいお顔をされていますと、何度も話していました。

朝から外は風の強い日でしたが

このように支えて下さる方々のお蔭で

今日も1日元気に過ごすことができました。

お蔭様で・・・

こうして出会えましたことに心より感謝いたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（高田）

福祉施設と児童館のコラボで、ご年配の方と乳幼児の親子が参加されました。

まだコロナの影響で歌は歌えないのですが

椅子に座って身体を揺らすことと手を叩くのは良いとのことでした。

中には生まれてそれ程経っていないような赤ちゃんもいらっしゃいました。

みんな可愛い子たちばかりでした。

初めにクラッシックを聴いていただきました。

子どもたちはお母さんの膝に座って真剣に聴いてくださいました。

リクエスト曲では、リーダーが座っている子どもさんのところまで行き、

子どもさんの耳元で演奏しました。

お遊戯は、「となりのトトロ」と「小さな世界」をさせていただき

親子で触れ合ったり、手拍子をしたり、手話で楽しんでいただきました。

ご年配の方にも手を叩いていただくようお願いすると

とても協力的で元気良く手を叩いて盛り上げてくださいました。

「小さな世界」では、手話を全員で行いました。

この曲もご年配の方が頑張って手話をしてくださいました。

ご年配の方が小さな子どもたちを応援してくださり、

会場はとても温かい雰囲気に包まれました。

そしてご年配の方の人気の「上を向いて歩こう」は心の中で歌っていただきました。

演奏後、小さな子どもさんが「ありがとう」とお礼を言いに来てくださいました。

周りがほっと明るくなったように和ませてくださいました。

お母さんに

「子育て頑張ってくださいね」と言うと笑顔を返してくださいました。

今日はご年配の方々とたくさんの子どもたちやお母さん方、お父さん方などの笑顔に囲まれて、

楽しく演奏をさせていただきました。

施設の方には福祉会館と児童館のコラボという粋な計らいをしてくださりありがとうございました。

これからも皆さんが楽しんでいただけるように創意工夫を重ねていきたいと思います。

開催してくださいました福祉会館、児童館の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

（波多野）

今日は10：00から今年初めて事務所に皆で集まり事務作業をしました。

理事の本田さんも参加してくださいました。

コーヒータイムで少しくつろいでから、事務作業に取り掛かりました。

谷川さんから台湾に行かれたお土産のパインケーキをいただきました。

リーダーからはおやつタイムに英国屋で買われたアールグレーの紅茶と

チーズケーキをいただきとても美味しかったです。

各自がそれぞれ担当する作業を進めました。

年が明けてから

事務所には、ご寄附頂いた方からの連絡が次々に届き、

リーダーはご寄附を頂いた方一人一人にお礼の手紙を書いています。

次々に送られてくるご寄附の連絡表を見て、

こんなに沢山の方からご支援を頂いているのだと思い

改めてリーダーが如何に沢山の問題のある子ども達を助けて来られたかが分かります。

私達の演奏を聴いて「ぜひ応援したい」とご寄附をくださる方もいらっしゃいます。

メールで応援のメッセージを送って来てくださる方など

どれほど皆様に心強く支えられているか分かりません。

ご支援してくださる方々は、すくすく合奏団の「子育て支援事業」を

信じて応援してくださっていらっしゃいます。

私たちは支援者の皆様の期待に応えていかなければいけません。

今出来る事をコツコツ精一杯やっていけば、必ず道は開けていきます。

いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。

（波多野）

今日は、大型商業施設のテラスで

コンサートをさせていただきました。

このお店との出会いは、5年前です。

気さくなお客様に支えていただき

二ヶ月に一度、コンサートをさせていただき続けました。

「お店を建て替えます」と教えていただき

お店が建て替えられるまで、しばらくお別れ。

「綺麗になったお店でお会いしましょう」とお約束させていただき

約束通り、ピカピカのお店で

お客様と再会させていただきました。

春風に吹かれて、空を見上げ

夏の陽射しから逃げる様に、日陰に身を寄せ

秋の爽やかな風を、お客様と喜び

冬の寒さに、お客様にカイロをお配りしたリーダー。

自然を目の当たりにしながら

自然の中で奏でる気持ち良さも教えていただきました。

今日は、二回目のコンサートの前から、小雨が降り出しました。

「雨なんて、知らなかった～」と

コートを雨で濡らしながら

「この為に来たの。今日はコンサートだもの」と、言ってくださるお客様に支えていただき

満席の中、コンサートは進みました。

「モルダウ」「白鳥」「ライムライト」「シェルブールの雨傘」「私のお気に入り」「涙のトッカータ」「シバの女王」等など······

落ち着いた年齢層のお客様が多く

懐かしい曲のリクエストが続きました。

最後は「別れの曲」で、コンサートを閉じました。

気さくで温かい、お客様。

本当に、ありがとうございました。

また、必ずお会いできますように。

お元気でいらしてください。

（山崎）

昨日に引き続き、2日目の演奏会となりました。

お蔭様で昨日も今日も足を運んでくださいましたお客様がいらっしゃいます。

年賀状をいただいた上に、久しぶりにお顔を見せてくださった

お客様もいらっしゃいました。そのお客様は

演奏会を始めた頃、一番最初に控室まで来てくださり

声をかけてくださった女性の方でした。

何年経っても、ずっと変わらず応援してくださる温かいお気持ちに

心より感謝いたしました。

私達の大型商業施設での演奏のスタートはこちらのお店からになります。

その時からお店の担当の方は数名変わっていらっしゃいますが、

どの方も本当に温かく接してくださいます。

今、お世話になっている方もとても温かい男性の方です。

今日はステージの最後に、「君をのせて」を演奏しました。

それを聴かれたいつもみえる男性のお客様は、

この曲を次のステージでリクエストされました。

リーダーは、リクエストカードにはない「君をのせて」を、

お客様のリクエストに応えて、一番最初の演奏曲に選びました。

帰り際にそのお客様は「涙が出てきました」と声をかけてくださいました。

私達は、この曲を京都の少年院で数年前に演奏しました。

演奏を聴きながら、数名のこどもたちが涙を流していました。

中にはまだ十五歳か十六歳くらいのお腹の大きい女の子もいました。

こんなに幼くして妊娠し、間もなくたった一人で出産に挑む子ども、

この子には何の罪もありません。

産まれてきてくれた、真っ白い子どもの心のキャンパスを、

何色に染めるかは、親次第です。

少年院の子ども達はみんないい顔をしていましたとリーダーが話をすると

お客様はとても真剣な顔をされ最後まで耳を傾けてくださっていました。

小さな子どもさんを見かけたら、いい子だねと言って声をかけてあげてください。

みんなで子どもを育てていきましょう。

それがリーダーの最後の挨拶の言葉でした。

リーダーの話に共感し、最後まで着席して演奏会に参加くださるお客様や

演奏の場を快く提供くださるお店の皆様に

私達はどれほど、支えて頂いているのか計り知れません。

この2日間、貴重な時間を頂戴し本当にお世話になりました。

心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（高田）