- 活動日記
- 2018.12.2(日曜日)
名古屋市内の児童養護施設南山寮で演奏をさせていただきました。
一番小さいお子さんが途中歩きだされたので 手を繋いで先生の傍まで一緒に行ったのですが 、ぎゅっとしっかり握り返してきました。小さな子たちが、とても元気にお遊戯をしてくれたこと 。
今度は静かに聴いてねというと、しっかり私達の方をみて 熱心に聴いてくれていた姿が印象的でした。皆ではしゃいでいた小さな男の子が、途中、急にフードをかぶって塞ぎこんでしまいました。今まで見たことのない光景を目の当たりにし、子どもの心の傷の大きさを知って自分の心が痛みました。
口を大きく開けたりするチックの症状を見て、その子の長い一生を思うと本当に可哀想でなりませんでした。
耳をふさいで後ろ向きに座る子もいて、やはりここでも親と訳あって一緒に暮らせない子どもたちの苦しみを肌で感じました。
館長さんが、お子さんの様子やコンサートの様子 、またバイオリンの飾り等、とても熱心に写真に収めておられました。
廊下がピカピカで掃除が行き届き、実に立派な建物でした。
職員さんの数も大変多く、きちんとした教育が行き届いている感じを子ども達から見て取ることができました。
ここの施設の子ども達は、本当に幸せだと感じました。
児童養護施設の演奏は、いつもたいへん勉強になります。