- 活動日記
- 2019.4.16(火曜日)
バイオリンを寄附して頂きました。
2分の1のサイズです。これで
16分の1サイズ
4分の1サイズ
2分の1サイズ
4分の4サイズの体験用が4種類揃いました。
千葉の主婦のNさんが「私の小さな時に使っていたバイオリンをボランティア演奏で活用してください」と
修理にまで出してピカピカのバイオリンにして贈って下さったのです。
Nさんの隣には「濱砂さん」が住んでいました。
濱砂さんはガンの末期を迎えていた頃、死んでしまうことに毎日怯えていました。
関東の講演に行くと、駅の出口の所で朝早いというのに濱砂さんが私を待っていました。
私の顔を観るなり泣くのです。
喫茶店にはいっても泣くばかりで、何と言ったら良いのか言葉を失って困りました。
そんなことが何度もあったので、これ以上辛くなりたくないと思ってお葬式には出席しないでいました。
濱砂さんが遺してくれた良縁の元、素晴らしいバイオリンが手に入ったのです。
これで沢山の子ども達の笑顔を作ることができます。
Nさん、ありがとうございます。
そしてNさんに引き合せてくれた濱砂さん、本当にありがとう。静かにお眠りください。
演奏活動でお忙しい中、掲載してくださりありがとうございます。
精一杯生き抜いた濱砂さんが、最後まで生きる糧にしていたのは、
爽やかで強くそして、温かい先生でした。
いつも天国から応援してることでしょう。
福島で眠っていたバイオリンを役立て頂けたら幸いです。