- 活動日記
- 2019.4.30(火曜日)
愛知県の大型商業施設で演奏させていただきました。
私生活も然ることながら、仕事やバイオリンにおいても、こうして皆健康で忙しく働けることを振り返り、特に感謝しなくてはならない日にしようと朝から考えていました。
お客様も同じ思いでいらっしゃったのでしょう。
「平成の最後の日を、バイオリンを聴きながら穏やかにお過ごしください」とマイクで呼びかけますと、演奏前から満席状態になりました。
最初はヘンデルのラルゴを演奏。スーパーニッカの宣伝でも有名な曲でした。
「こんな木陰を今まで見たことがない。愛おしく、愛らしく、優しい」
ラルゴの歌詞の通り、こんな気持ちが今日に相応しいと思いました。
「令和になっても、平成が残した爪痕にみんなが力を合わせなくてはならない」と、
新潟中越地震の時に平原綾香さんによって何度も何度も被災者の方達を励ましたジュピターを演奏。
途中で立たれる方もほとんどなく、最後まで私達の演奏を温かく支えてくださいました。
日本の記念すべき日を、愛おしく、優しく、同じ志をもった多くのお客様方と共に過ごせましたことを、改めまして心から感謝します。
そして、私達の演奏を、大樹のようにいつも見守ってくださるお店の皆様方にも心から感謝致します。
おかげ様で、平成最後の一日を、充実した気持ちで過ごすことができました。
ありがとうございました。