- 活動日記
- 2020.6.23(火曜日)
シンクロニシティ(同時発生)
シンクロニシティとはユングが提唱した概念で、「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では
「共時性」「同時性」「同時発生」と訳されています。
今朝は「人から与えられる苦痛」に3度も振り回されてイヤな思いをしましたが、
冷静に振り返れば全ての発生源は私にあり、新たな生き方を教えられた一日となりました。
①大切な書類がないことに気付いて散々探し回った揚げ句に、「こんな書類を見なかった?」と申し訳なさそうに尋ねると、夫は急に神妙な顔になって外へ。収集車に回収される前のゴミ袋からそれは探し出され、夫から無事受け取ることができました。
②その直後に、今度は印鑑がないことに気付き、Tさんに預けたことを思い出しましたが、(優秀な彼女だから、返してもらったに違いない)と決め込んで自分を責めることにつながり、必死に探したのですが降参。恐縮してTさんに電話をかけると、その向こうから「ごめんなさい、持っています」の思ってもみない返事。安堵も加わって崩れそうになりました。
③その後でОさんを待って駐車場前の道路に停車していると、Оさんが来て「事務所に荷物を置いてくる。すぐに戻る」と言われ、車のキーを付けたままの事務所のキーを貸す。しかし、ちっとも帰ってこないとハラハラしながら待っていると、案の定、駐車場から出ようとした車から思いっきりクラクションを鳴らされ嫌な顔をされることに。その後にようやく戻って来たОさんから「大きなクモが居て格闘していた」と言われて唖然としました。
これを意味ある偶然として捉えると
①は、大切な書類は必ず机の上に置く。
②は、自分の印鑑は貸さない。
③は、車に乗っている限り、キーは装着する。
ということを教えられたと分かります。
シンクロニシティは、「虫の知らせ」的な発想だとあります。
私が負ったこれらの三つの連続した苦痛は、
「物を大切に扱わない欠点を三回も続けて指摘された」と考え、
ここでしっかり改善しないと取り返しのつかない大失敗を起こすことになると教えられた思いでした。
当たり前の生活を失った後から、
元通りの生活を望む姿勢などは、あまりにも愚かです。
新型コロナウィルスの後に別の天災が重なり、大規模なシンクロニシティにならないよう
「あなたの生き方を新しくここでしかと見直せ」と言われていると思うことが
今の私たちにはとても必要なことではないでしょうか。
(長田)
元通りではなくて
新しい生活ですね。
一度壊したものは、元通りには
戻らないですからね。
今はめんどくさいことでも、慣れてしまえば
いつもの通りになるんですね。