- 活動日記
- 2021.8.29(日曜日)
一通のメールより
先日、大型商業施設の演奏先でお世話になっている女性の担当者の方から、一通のメールを頂戴しました。
タイトルは「ごあいさつ」とあり、拝読すると、人事異動で20年間在籍した現在の職場を離れ、40年前に入社した古巣に戻り、新たな店舗づくりに参画することになったということでした。しかも、本当は今年で退職し、違う形の試みを立ち上げようと思い場所を探していたところ、たまたま前述の計画を耳にし、ご自身の考えていた構想がお役に立てるかもしれないと思い、店長様に相談され決まったとのことでした。
メールの中で「これから改装計画がすすめられます。大型店舗とは違った人と人とが集いあえるようなコミュニティの空間のある店を作りたい」、また「活気のある賑わい、市全体の元気を取り戻すべく、残りの人生をかけてみたいと思います」とありました。
実は本日、この店舗様で演奏させていただく予定が元々入っておりましたが、まん延防止および緊急事態宣言の発令により、それも延期となり、残念ながらその方とは直接お目にかかりご挨拶させていただくことができなくなってしまいました。ですから正直、大変驚きました。でも、その前向きで、実に潔く爽やかで勇気ある決断に、心から感動・敬服させられ、むしろ大いに励まされました。本当に、カッコいいです!!
営業先や演奏先でお世話になった方のお名刺は、頂戴した年月日を裏面にメモしファイルして保管させていただいておりますが、今回改めて見直してみたら、「2015年」とありました。もう6年もお世話になっているのだと、改めてこれまでいただいた貴重なご縁に心より感謝申し上げたく思いました。
今、コロナ禍により、皆様いろいろとご苦労の多い時と思われますし、実際私共もなかなか思い通りにいかないことばかりです。でも、今回この方に身をもって教えて頂いたように、常に前向きに、爽やかで潔く、少しでもお役に立てるよう今できることを考え、準備し、行動していこうと思います。
これまで頂戴したご縁に改めて感謝申し上げるとともに、今後ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。本当に、ありがとうございました♪
(谷川)