「子どもは国のかけがえのない財産であり、その子どもを育てる親たちは、国のかけがえのない宝である」と思うからこそ、家庭という現場に自ら足繁く通い、修羅場を何度もくぐり,31年間にわたって2000例以上のひきこもりを太陽のもとに戻して来ました。たとえ赤の他人であっても、親と一体になって子の行く末を案じて問題と真剣に取り組めば、どんな子も生きる力を奮い立たせて立ち上がります。
しかし、そんな私や親との信頼関係にさえ割ってはいる似非人権派の団体や弁護士の存在があります。そういった人たちが巻き起こす社会運動や訴訟が、いったいどれほど教育者を精神的、立場的に奈落の底に叩き落されることになるのかを、未だ多くの教育者たちが知りません。
モンスターペアレントは今後続々と増えて行くでしょう。私たちの子どもは、もはや法律や行政では守れないところまで来ています。モンスターペアレントを撃退するのは、本気の親や家族でしかありません。良識ある「良い子」は、良識ある親や大人たちの手で確かに守って育てていくべきです。
まともな意識を持つ国民であれば、明らかに落ちぶれつつある日本を、家庭教育という、国の土台を支える部分から徹底して見直して、早急に建て直す必要があると痛切に思っているはずです。それゆえに、幼稚園や保育園の教育者同士、そしてこの国を心から愛する者同士が連携し、子どもたちにまともな教育が実施できるような社会づくりを草の根運動の如く、力強く推し進めなくてはならない時が来たと考えるのです。日本家庭教育再生機構は、崩壊しつつあるこの国の教育を、家族教育という土台から立て直そうと設立いたしました。
常識ある教育者や経営者であれば、明らかに落ちぶれつつある日本の学校教育現場という、国を支える部分を早急に建て直す必要があると痛切に思っているはずです。そして、その学校教育の現場を支えるのは、ほかならぬ家庭教育であることを。
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