日本家庭教育再生機構  
 
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大和心 秩序崩壊の危機
秩序を正すことの大切さ 日本の教育水準 家庭教育再生の必要性

秩序崩壊の危機

ここ十年ほど前からは、この国はなぜか方向性を異常な方向へと変えてひた走っているように思います。自己愛、自己中心主義、希薄としか言えない道徳心や正義感、責任の伴わない自由主義、結果の平等という空疎で軽薄な平等主義、そして、義務を軽視した自己都合最優先の人権主義など、私たち日本人は今、世界が呆れるほど軽薄な幻想と非常識で覆われています。
かつての日本が世界に向けて誇っていた高い品格を創り上げた道徳心、凛とした自信と誇りに基づいた潔い出処進退、家庭や社会全体がモラルの根源として維持し続けてきた序列関係までが大きく崩れ始め、それによって日本という国がとんでもない国になっていくことを、この国の伝統を心から愛する国民の多くが心の底から憂いています。


「子どもは国のかけがえのない財産であり、その子どもを育てる親たちは、国のかけがえのない宝である」と思うからこそ、家庭という現場に自ら足繁く通い、修羅場を何度もくぐり,31年間にわたって2000例以上のひきこもりを太陽のもとに戻して来ました。たとえ赤の他人であっても、親と一体になって子の行く末を案じて問題と真剣に取り組めば、どんな子も生きる力を奮い立たせて立ち上がります。
しかし、そんな私や親との信頼関係にさえ割ってはいる似非人権派の団体や弁護士の存在があります。そういった人たちが巻き起こす社会運動や訴訟が、いったいどれほど教育者を精神的、立場的に奈落の底に叩き落されることになるのかを、未だ多くの教育者たちが知りません。
モンスターペアレントは今後続々と増えて行くでしょう。私たちの子どもは、もはや法律や行政では守れないところまで来ています。モンスターペアレントを撃退するのは、本気の親や家族でしかありません。良識ある「良い子」は、良識ある親や大人たちの手で確かに守って育てていくべきです。
まともな意識を持つ国民であれば、明らかに落ちぶれつつある日本を、家庭教育という、国の土台を支える部分から徹底して見直して、早急に建て直す必要があると痛切に思っているはずです。それゆえに、幼稚園や保育園の教育者同士、そしてこの国を心から愛する者同士が連携し、子どもたちにまともな教育が実施できるような社会づくりを草の根運動の如く、力強く推し進めなくてはならない時が来たと考えるのです。日本家庭教育再生機構は、崩壊しつつあるこの国の教育を、家族教育という土台から立て直そうと設立いたしました。
常識ある教育者や経営者であれば、明らかに落ちぶれつつある日本の学校教育現場という、国を支える部分を早急に建て直す必要があると痛切に思っているはずです。そして、その学校教育の現場を支えるのは、ほかならぬ家庭教育であることを。

菜の花
『月刊MOKU・りんご白書』より

秩序を正すことの大切さへ 日本の教育水準へ
 

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