子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

先日、演奏業務で十年以上お世話になったМ氏が移動になったと分かり、

「新しい担当の方をご紹介に与りました」と仲間からの連絡がありました。

М氏にどれほど育てて頂いたことか

言葉では言い表せない程感謝しております。

 

もう会い辛くなるのであれば、

各自がお手紙を書かせていただき

素直な心で感謝しようということになりました。

 

演奏日にМ氏に会えなければ

５人の書いた手紙をどなたかにお渡しして帰ったら良いと考え

５人分の手紙を予め用意しておきました。

 

すると演奏日の午前中、

М氏がわざわざ舞台までおいでになり

温かく言葉をかけて下さいました。

 

最後に私から

「どうぞ、お元気で頑張って下さい」とお別れの言葉を告げると

「はい！」と、ことのほか大きくて元気なお返事を賜り

まるで青年のような清々しい印象を抱き驚きました。

 

М氏のような人格者からは

純粋で美しい心が伝わってきて傍に居ると気持ちよくなります。

 

お互い違う志をもって前へ進もうとしている者同士

互いの良き思い出を胸に明日からもまた力強く働き続けるでしょう。

 

12年前の今日、東北地方に大地震が起こり

尊い多くの命が奪われました。

2500人ほどの方達が、未だに行方不明のままです。

大災害に遭って普通の暮らしも儘ならないような人が、

この国にどれくらいいらっしゃることか計り知れません。

 

目に見えないウィルス如きに、いとも簡単に潰された日本経済。

時代は大きく変わろうとしています。

 

私はここで真摯に自らを変え、

事業方針も社会に倣って大きく変えていかなければ

今後の双方の発展は望めないだろうと考えています。

 

そして、他の理事たちも同様に、

自分を磨き変えようとする強い意志がなければ、

激動の時代を歩むことは難しいでしょう。

 

コロナ禍で多くの大切なことを失いました。

しかし、東北の方達のように、命や生活を奪われたのではありません。

 

当たり前の暮らしを毎日繰り返して送ることができることに心から感謝し

М氏に育てられた御恩を決して無駄にせず

一層人のお役に立てるよう前を向いて歩んで参ります。

 

М様

本当にお世話になり、心からありがとうございました。

どうぞお元気でご活躍ください。

私も決して負けません。

長田百合子拝

今日は少し寒さが和らぎ、春の訪れを感じられました。

 

顔なじみのお客様がたくさんいらして

次から次へとお客様から積極的にリクエストをいただきました。

「春」、「威風堂々」、「オリーブの首飾り」、「メリー・ウィドウ・ワルツ」など軽やかな曲であったり、威厳のある曲であったりと変化にとんでいました。

「ブーレ」をリクエストくださった女の子は、

バイオリンを習っていて弾いたことのある曲だそうです。

明るくて楽しくなるような曲です。

 

バイオリン体験では、一番前に座っていた女の子がバイオリンを弾きたいと言われていましが、

演奏を聴いているうちに眠られてしまいました。

バイオリン体験の時間になっても眠っておられましたが、お母さんが起してくださいました。

バイオリンを構えると目が覚めて弾くことが出来ました。

お母さんも娘さんのかわいい写真を撮ることができ嬉しそうでした。

家におもちゃのギターがあり毎日弾いているそうです。

 

先月もバイオリン体験をしてくださった親子連れが今月も来てくださいました。

バイオリンを弾くのは楽しいそうです。

 

ご年配の女性の方もバイオリンに興味を持っていただき、

楽しそうにバイオリンを弾かれていらっしゃいました。

バイオリンがとても気に入られたようです。

 

すくすく合奏団は、このお店から始まり、育てていただきました。

このお店は故郷です。

いつも初心にもどり、常にお客様を大事にさせていただくことの大切さを教えてくださるお店です。

 

そして、お客様に支えられて演奏会は成り立っています。

元気で優しいお客様のお蔭で無事二つのコンサートを終えることができました。

 

職員の皆様には、大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

（波多野）