- 活動日記
- 2024.1.24(水曜日)
最終日の朝、見事な冬の富士山が見えました
朝、ホテルのロビーに食事に行くと、雪をかぶった見事な冬の富士山が見えました。朝焼けからだんだんと澄んだ青空になる間、富士山はいろんな表情を見せてくれるのだと感激しながら見続けていました。1月、千葉でのコンサートの最終日、食事を済ませて近くの幼稚園に伺いました。制服から体操服に着替えた子どもたちが、元気に園庭で遊びだす中、機材を準備し、リハーサルを行いました。「着ぐるみを怖がるお子さんがいます」と聞き、「よし!楽しい思い出になる様に頑張ろう」と、気持ちが膨らみました。
お迎えする曲がはじまると同時に、子ども達が入場してきます。ウサちゃんと一緒に「おはようございます!」「バイオリンコンサートにようこそ♪」と笑顔で声をかけました。先生方の楽しげで明るい誘導に、泣く園児さんなんていません。皆、ウサちゃんに手を振り、にこやかにホールに集まってくださいました。
目をつむりバイオリンの音に耳をすまし、身体をいっぱい動かして歌い、踊り、時にピンと背筋を伸ばし。普段の先生方のご指導が、コンサートを大きく支えてくださいます。最後の年長さんのバイオリン体験では、先生方が一人のお子さんに二人で撮影をされ、手厚く大切に育てられていると感じました。どうか、元気にすくすく大きくなってくださいね。ありがとうございました。
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【お昼からは、高齢者施設でコンサートをさせていただきました】
温かいロビーを入ると、ホールがありました。私達は、そのホールでコンサートをさせていただきました。立派な施設でお洒落な方々が集ってくださいました。「奥からお座りくださいね」と誘導される職員の方の言葉に「はい」と素直にお返事をされ、奥から丁寧に詰めてお座りになられる皆様の様子を拝見しながら、なんて上品な方ばかりなんでしょうと思いました。中にはご夫婦で寄り添いながら参加をしてくださる方もいらっしゃいました。赤い温かさそうなカーディガンのご主人様の横に、同じく赤いお洋服をお召しになった奥様が寄り添われていました。薄いブルーのお洒落なブラウスのご婦人も、リーダーの話に静かに耳を傾けてくださいます。
美空ひばりさんや坂本九さんの歌は、大きな声でお歌いくださり、終始、コンサートを一緒に楽しみましょうという雰囲気で、私達を包んでくださいました。「コンサートに行けなくなっちゃったから、今日は本当に楽しかったわ」と、わざわざお言葉まで頂戴し、有難く嬉しい気持ちになりました。
(山崎)
綺麗な富士山ですね。
雪もかぶって、冬装束がやっぱり素敵です。
ウサギさん、喜んでもらえて
良かったですね。
元気な姿が浮かびます。
遠征お疲れ様でした。
とまとさん、いつも応援してくださいまして、ありがとうございます。今回は、富士山のなだらかな裾野も通る事ができ、幽玄な姿に感動しました。何も語らない自然から、語らないからこそ学ぶことがたくさんあります。頑張ります。