子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

本日、約２年ぶりに石川県の大型商業施設でコンサートをさせていただきました。

名古屋から、機材を持って現地入りしてくださるメンバーは

明け方４時すぎに、名古屋を出発。

京都から行く私は、２年ぶりにサンダーバードに乗りました。

北陸に近づくにつれ、雪が積もった山が見え、雪吊りが見えました。

そういえば、冬、北陸に伺うのははじめてだなと綺麗な景色に感激しながら、一日がはじまりました。

店内は電飾が飾られ、ピカピカ光るツリー、屋根から顔をだすサンタクロース。

そんな、楽し気な会場で弾かせていただきました。

リハーサルをはじめると、早速、立ち止まって聴いてくださったご家族。

「前も、皆さんのコンサートに参加したんだよ」と声をかけてくださるお客様。

「あんたら、久しぶりやなあ！」と言ってくださったのは

このお店に伺うと、必ず昼食を買わせていただく、美味しいお惣菜屋さんの店員さん。

懐かしいなあ・・・また、来れたんだ・・・

この感動は、悔しいけれどコロナ禍が教えてくれたものです。

１回目のコンサートを終えた時、一人の男性がわざわざ舞台の前まで来てくださいました。

２年前、私達がコンサートの後、行っていたバイオリン体験で、実際にバイオリンを体験され

それがきっかけで、バイオリンを習い始めたと教えてくださいました。

優しい笑顔で、そう話てくださるＷ様。

私達のスケジュールも、ご存知でいてくださり

来週また伺う、石川県のお店で再会できたら嬉しいと思いました。

「次お会いする時は、是非バイオリンをご持参くださいね。一緒に弾きましょう」と

お話は途切れることなく、弾みました。

いつもの様に、お客様から頂戴するリクエストで進んだコンサートも

明るく、綺麗な曲を途切れる事なく頂戴し

季節ぴったりに、クリスマスソングもリクエストしてくださいました。

「きよしこの夜を弾いて欲しいの」と、コンサートがはじまる前から言ってくださったご婦人は

最後までご参加くださいました。

綺麗な電飾に飾られた店内で

コンサートの一番最後に「きよしこの夜」を弾かせていただきました。

皆さまとの再会と、暮れゆく今年に、感謝が込み上げてまいりました。

朝、見た北陸の美しさは

そこで生活される、皆さまの美しさと同じだと感じたコンサートでした。

コンサートを開催してくださった、職員の皆さま。

コンサートを支え、盛り上げてくださいました、お客様。

心より、感謝申し上げます。

今年の冬は、雪の災害がありませんように。

くれぐれもご自愛の上

少し早いですが・・・良いお年を、お迎えください。

来年、またお会いできますように・・・

 

（山崎）