- 活動日記
- 2019.3.10(日曜日)
愛知県の高齢者施設にて三か所でコンサートを行いました。
今日は大きく高齢者施設を経営していらっしゃるIさんにお招きいただき、一日かけて三か所でコンサートを行いました。
一回目は、大いに失敗でした。
認知が進んでいる高齢者の方々の前で演奏したのですが、結構大きな声で元気よく歌ってくださったので(なんだ、イケるじゃない)と軽く観てしまったのです。
ところが四十分ほど経った頃から、全体の空気がストンと落ち、(あらっ、この人達、急にテンションが落ちた)と分かったので「このまま行ってしまっていいですか?」とお尋ねし、職員さんから許可がでたので演奏してしまったという訳です。
前回(四十分が限界の人達)と聞いて実行していただけに、自分の学習能力のなさに大いに反省しました。
二ステージ目の高齢者施設では、ディサービスの方たちばかりだったので、本当に元気で大きな声でお歌を歌って頂きました。
懐かしい曲にも耳を傾けて熱心に聴いて下さり、笑顔いっぱいで一時間お付き合いくださいました。
会場には50人以上の方々がいらっしゃり、外は冷たい雨ふりでしたが、熱い一時間を過ごすことができたといった手ごたえがありました。有り難かったです。
三ステージ目は、いつも伺っている施設で顔見知りの方達でした。
「はい、元気だったかね」
「今日は何歌うの」など
気さくな声をかけて頂き、本当にありがたいです。
「今日は京都の仲間も連れて来ましたよ」と言って、五人で一斉にバイオリンを奏でました。慣れた方達ばかりなので、スムーズに一時間が過ぎました。
何より楽しかったのは、Iさんとの会話でした。本当に人柄の良い方で、高齢者施設の経営はこういう人でない限り無理なんだろうなといつも思わされます。
また伺います。
ありがとうございました。