- 活動日記
- 2019.5.5(日曜日)
滋賀県の大型商業施設で演奏させていただきました。
いつものように、職員さんが温かく迎えてくださり、私達の会場もきちんと用意されていました。
違ったのは、ポッキーの風船が山のように用意してあったことでした。
職員の方が、子供さんに上げてくださいと、先日から用意してくださっていたのです。
会場の横に、可愛いはとっぴーの看板を発見。
あんまり可愛いので、お子さんと一緒に親御さんのカメラに収まるよう、バイオリン体験コーナーを作りました。
そこにポッキーの風船を大量に飾り
「はとっぴーバイオリン体験コーナー」ができ上がりました。
朝方はお子さんも少なかったのですが、それでも10名弱は集まってくださりこどもの日に相応しいコンサートができました。
実はここで感動したのは、一歳くらいの女の子との出会いでした。
パパに抱かれて真ん中にお座り。
パパが途中から「もう行こう」と誘うのですが、本人は断固動きません。
行こうと誘うパパとにらめっこをしてまで、私はここから絶対に動かないとパパにしっかりとアピールしています。
コンサートが始まるとポンポンを手にして大きな子達をしっかり観察し、小さなお手てを動かしてお遊戯ができました。
何とその後、バイオリン体験までして、帰っていきました。
ところが、2回目始まる前からパパとまた来てくれて、今度は一番端っこで一生懸命大きな子と一緒にお遊戯をしています。大きな子をしっかり観察し、私も仲間に入れてとポンポンを持ちながら懸命なのです。
演奏が終り、みんな帰って行かれたのに、本人は帰ろうとしません。
会場の片付けにかかっていると、絨毯に最後まで座ってポンポンを持ち、また遊ぼうと私たちに誘いかけている様子で、その姿に私達全員がどれほど癒され励まされたことか知れません。
一回目も二回目も、最初から最後までパパを離れ、一人で絨毯に座って大きな子達と一緒に参加できた集中力。
自立心、学習意欲など、どれをとっても
「素晴らしい」の一言。
また一部が開始した11時から、二部が終了した4時まで、根気よく我が子に付き合っていたパパの親ごころと底ぢから。
こういう子どもと旦那さんに育てたお母さんに一度会いたいとまで思いました。
本当に素敵な父子を見せていただきました。お客様に育てていただくって、こういうことなんですね。
心から、ありがとうございました。
飽きずにいた子どもさん
それに付き合えるパパさんの親心
将来が楽しみにですね。
育てるって待つことなのかな
いいお話をありがとうございます。