- 活動日記
- 2019.9.8(日曜日)
三重県の大型商業施設で演奏をさせていただきました。
今日伺うお店のことをずーっと考えていました。
今回が二回目だったのですが
前回初日ではお客さまがちっとも定まらず、
一曲か二曲聴いただけでサッサと席を立っていかれました。
どんなに頑張っても、お客さまの心に響かなかったのは何故なんだろうと
そのことばかり考えていました。
では、そんなお客様が前回一体何に興味津々だったのか
いろいろと考えていたのです。
お店に入って風船を膨らませながら店内をじっくり観察しますと
やはり今日も
センターコートの中央にデンと陣取った宝くじ売り場にはお客様が途絶えません。
それを観ながら、昨日の閃きと組み合わせた閃きが出ました。
これを組み合わせて
「今日は演奏者泣かせのコンサートになる」と仲間に伝えました。
宣伝はこの通りに流し
「お得なコンサートを」を連発しました。
すると、お客様がぞろぞろ集まってきて、中には親子連れも沢山いらっしゃいます。
特に子どもの企画をやってもいないのに
子ども達は大きな声を出して大きく「はい」手を上げて親子共に参加し
高齢者の方も含めて
みなさん、楽しそうなお顔をされて
途中で退席される方はほんのわずかでした。
まだあったのです。
お客様に喜んでいただくための方法が、
まだ残っていたのだと感動しました。
このお店で、お客様に席を立たれないということは
他の全店でも成功できる方法であると私は思っています。
これからも、こういったお店に貢献できる企画を模索する心を
大いに養って行こうと思いました。
難しい空気は、自らを磨いてくれます。
楽な空気ではダメなのです。