- 活動日記
- 2020.6.4(木曜日)
母親の悩み相談に無償の愛で応える。
東南アジアから数千kmの距離を渡って日本に戻ってきたのです。
親鳥たちは、昨年作った巣の近くで待ち合わせをし、
再び産卵をします。
ツバメはカラスなどの天敵を近づけないために、
人家の軒先など人の気配がある場所を好んで巣をつくります。
あえて人間の生活圏に入り込み、人間を外敵からのガードマンとして
味方にしているのだそうです。
卵はメスが中心になって温め、2週間前後で孵化します。
雛にはオスとメスが交代で餌を与えるのですが、
親鳥たちは1日に500回も巣と餌場を往復するそうです。
その間雛は巣の中でじっと待ち続けます。
親鳥が餌を取ってくると来ると雛たちは大きな口を開けて催促します。
やがて梅雨を迎える頃になると巣立ちの時期を迎えます。
ツバメの巣立ちは、いつもアッサリしています。
親鳥は、雛が巣から飛び立つのを確認すると、
もう雛に餌を与えません。
雛は、巣立った時から自力で餌をとることになります。
およその生き物は、人間のように親子で暮らすことはありません。
他の動物のような子育てが出来たら、
子どもはたくましく、強くと育つだろうなと思います。
アッサリ巣立ってしまえば、親子の接触がないのですから
つまらない親子喧嘩も争いも全くなくなります。争いなんて起こるはずがありません。
生き物の愛は、無償の愛です。
人間の親も、それを貫かなくてはなりません。
人間こそ、自然界から多くのことを学ぶ必要があります。
自分の過去を笑いながら人に話せるのは、
今の自分が幸せで一般的な生活ができているからです。
若いママ達に、自らの子育ての失敗談を全てお話し
無償の愛をもって大いに励まし元気づけてあげたいと考えています。
(波多野)