- 活動日記
- 2020.12.29(火曜日)
ありがとうございます。
地元でお世話になっている所へご挨拶に伺います。
今日は、京都の神社に伺いました。
「外国人に人気の観光スポット№1」に
何年も連続で選ばれていたこの神社も、
さすがに以前の賑わいはありません。
「ガランガラン」と鈴を鳴らし手を合わせる本殿の鈴も、
コロナ禍以来取り外され、
この神社ならではの音も、今は消えています。
神様の前で弾かせていただける。
怖いような感動を味わったのは、もう6年前。
決して美しいとは言えない自分の心と向き合う為に、
教えていただいた通りに、自己流禊をやってみたり、
部屋を一生懸命、磨いてみたり。
それでも、神様の前で弾かせていただくというとんでもない経験は、
至らぬ自分をみせつけられるばかりで、
来年こそは・・・と反省する繰り返しばかりでした。
「来年がある・・・」
そう考える事自体、驕りある考えであったと知らされた今年。
朱色の鳥居で深々と頭を垂れ
何もかもが変わってしまったような寂しさを味わいながら歩きました。
すっかり新年の装いになった社務所で「こんにちは。」と声をかけると、
奉納演奏をさせていただく時、お世話をしてくださる宮司さんが来てくださいました。
「わあ!ご無沙汰しています。
今年は、本当に大変な年になりましたね。
まだまだ、先は見えませんが、状況が好転したらまたご奉納ください。」と、
明るい明るい笑顔で話してくださいました。
その笑顔と、真っ白なお着物が、
すっと心に沁み、パッと明るい気持ちになりました。
そうですね。
こうして元気に新年をお迎えできる事。
感謝しかないのです。
社務所でのご挨拶の後、今年最後のお詣りに
本殿に向かいました。
本殿の真ん中、神様の真正面が空くのを待ち、
静かに手を合わせました。
「ありがとうございます。」と。
(山崎)
わぁ
神様への奉納品すごいですね。
なかなか京都へもいけないのが、残念です。
落ち着いたら、お参りに行きたいです。