- 活動日記
- 2023.1.23(月曜日)
京都の幼稚園と高齢者施設で演奏させていただきました
お寺さんの幼稚園で、境内にすくすく合奏団の車が入ると、園児さんたちが車に集まってきて
「かわいい」などと歓声をあげていました。
すくすく合奏団の車はどこに行っても目立ちます。
演奏会が始まり園長先生の挨拶で、「園の卒業生に声楽でドイツに留学している方がいて、その方が帰ってきたら園の歌を歌ってもらおうと思っています」と言われました。もう約束までされているそうです。
子どもたちはバイオリンクイズに興味津々で、自分の答えが当たると手を挙げて喜んでいました。
「カノン」を静かに聴くことが出来、バイオリンを弾く様子を真剣に見てくださいました。
リーダーがどうだったと聞くと「すごかった」「キレイだった」などと返ってきました。
「G線上のアリア」の曲でもバイオリンクイズを園児さんたちが楽しんでいました。
昔の作曲家たちの顔写真は初めて見たことと思います。
作曲家たちがかつらをかぶっているという事に驚いている園児さんもいらっしゃいました。
お遊戯は、園児さんたちが知っている曲でしたので、歌って踊ってとても楽しそうでした。
身体いっぱい使って表現されていました。
小さい園児さんたちも一生懸命真似をして踊って可愛らしかったです。
年長さんのバイオリン体験では、音が出ることに感動したようです。
担任の先生が園児さんに「音が出ている」と声をかけられると嬉しそうにしていました。
先生が良い写真を撮ろうと、園児さんの笑顔を引き出し、一生懸命撮られていました。
毎年、音楽会を行っていらっしゃり、昨年と今年はすくすく合奏団を招いてくださっています。
子どもたちに音楽の素晴らしさを体験させてあげたいという園長先生の意向だそうです。
園長先生の園児さんたちを思うお気持ちがすごく伝わってきました。
みんな素直で、心優しい子達ばかりでした。
日頃の先生方のご指導の結果だとつくづく敬服致しました。
今日も可愛い子ども達と出会えてとても楽しく過ごさせていただきました。
私たちのバイオリン演奏が子どもたちの健やかな成長に少しでもお役に立てたらと願っております。
幼稚園の職員の皆様、貴重な時間をいただきありがとうございました。
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お昼からは、高齢者施設で演奏をさせていただきました。
小高い山の上にあり、庭には、日本庭園が広がり、窓からふもとの景色が見渡せ絶景でした。
リビングには大きな暖炉と大きな振り子時計が目を引きました。
演奏会に参加されたご利用者さんも皆さんおしゃれでした。
演奏会が始まると事前にリクエストいただいた曲を演奏させていただいたり
こちらから選曲させていただいたりしました。
いろんなジャンルの中でクラッシクの曲も半分以上リクエストをされました。
リーダーが演奏曲の説明をすると頷きながら熱心に聞いてくださっていました。
同席してくださっていたマネージャーさんからは席を離れていて聴けなかった曲「歌の翼に」を
アンコールとしてリクエストいただきました。
演奏が終わるとご利用者さんから「今日は良い時間をすごさせていただきました」
「久しぶりに聴けて良かったです」とお礼を言われました。有難いことです。
マネージャーさんは一人一人に「ありがとうございました」とご利用者さんに
声をかけられていらっしゃいました。
ここに入所されている方は皆さん裕福な良いお顔をされていらっしゃいます。
職員の方々はご利用者さんのお一人お一人を大切にされ、尊重されていると感じました。
リーダーがマネージャーさんにここの高齢者施設は愛知県の明治村にある帝國ホテルに
そっくりという事を話すと、帝國ホテルを設計した方の愛弟子が設計したことを教えてくださいました。
石も同じ石を使っているそうです。調度品もよく似ています。
時間がゆっくり流れている感じがして優雅なひと時を過ごさせていただきました。
まだまだコロナ対策で大変の中、貴重な機会をいただき、改めて心より感謝申し上げます。
皆様、本当にありがとうございました。
(波多野)