子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

活動日記

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  • 2023.7.5(水曜日)

2頭のきりんさんが出迎えてくれました

KIMG20230705_093850176_20230706213515京都市のこちらの保育園に今年も伺うことができました。いつも玄関に大きなきりんさんが待ってくれています。先生方にお手伝いいただきながら、会場まで機材を運びおえると演奏が始まるまでいろんなお部屋から子どもさんの元気な歌声が聞こえてきす。

会場に一番に来てくれたのは、ハイハイしながら階段を上がってきてくれた可愛い乳児さん達です。先生に抱っこされながらちょこんとお座りしてくれていました。

2歳児クラスの子ども達もマットの上にお利口に座ってくれて、園長先生が驚くぐらいに最後まで泣くことなく、静かに演奏を聞いてくれていました。

リーダーが演奏しながら近づくとじーと顔を見ていました。年少さん以上の子ども達は、みんなとてもお利口で小さな椅子に背筋を伸ばして座ってくれていました。クイズにはきちんと手を挙げて答えてくれました。子ども達のそばに必ず先生方が座られ、子ども達を見ながら、一緒に歌ったり踊ったりしてくださり、演奏を助けて下さいました。とても有難かったです。一緒になって楽しんでいらっしゃる姿がとても印象的でした。

年長さんの体験ではみんないいお顔でにっこり写真が撮れ、最後には全員あつまり撮影して下さいました。足はぴったんこ・・手はおひざ・・目は・・・こんな可愛い先生たちのかけ声や、子ども達の笑顔に心がとても癒されました。終わった後には、園の手作りの給食を頂きました。隣の敷地で採れたトウモロコシの

ご飯がとても美味しくて甘かったです。おやつもみんな手作りでされています。子ども達は温かい楽しい先生方の愛情たっぷりの中で育ち見ていてとても幸せな気持ちになりました。先生方や子ども達との出会いに感謝します。

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「素敵な七夕コンサートの会場でした」

午後からは高齢者施設に伺いました。とても素敵な施設で、大きなガラス窓一面の外には雨が降っていましたが、室内には七夕飾りがそえられ、まるで1枚の素敵な絵葉書をみているようでした。

ご利用様は皆様とても上品な方が多く、おしゃれをしてゆったりしたソファーにきちんと腰をかけられ、姿勢をただして最後まで静かに聴いて下さいました。

「G線上のアリア」から始まり「故郷」や「川の流れのように」「見あげてごらん夜の星を」最後には「上を向いて歩こう」を歌って頂き、男性の方のしっかりした声が聞こえてきました。リーダーの曲説明や作曲者の説明をよく聞いてくださり時には頷いていらっしゃいました。「威風堂々」は男性の方がお好きな曲のようで一段と大きな拍手をくださっていました。

演奏を終えるとわざわざ私達に男性の方が声をかけてくださり、「カノン」が良かったようで素敵なアンサンブルでと仰ってくださいました。あるご婦人は坂本九さんや美空ひばりさんの曲があり、とても懐かしかったですとおっしゃって下さいました。懐かしい曲にいろいろな思い出がおありなのかもしれません。

職員の方には機材の運搬を最後までお手伝いくださり、大変有難かったです。ハイハイする子どもから人生を重ねてこられた方々にバイオリン演奏を聞いていただきました。バイオリンがなければきっと出会うことがなかったと思います。こうしてご縁をいただいたことに心から感謝いたします。

皆様、ありがとうございました。

                                  (高田)

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