- 活動日記
- 2023.11.16(木曜日)
今日も保育園と幼稚園で弾かせていただきました
ホテルで朝食をすませて、全ての荷物を車に積み、午前中に伺う保育園に向かいました。綺麗な住宅地にある可愛い保育園です。午前のコンサートの時は、登園時間と搬入が同じになる事がよくあります。今日も、若いママやパパに連れられて登園してきたお子さんと「おはようございます」と何度も挨拶をしながら機材を運ばせていただきました。パパやママと「バイバイ」とお別れしたお子さんに、楽しい思い出がプレゼントできたらいいなと思いながら準備をしていたら、楽しそうな歌声が保育室から聞こえてきました。早速、この歌をあとで弾きましょうとのリーダーの提案に、皆、賛成です。
扉の向こうから「もういいかい?」と子ども達が尋ねてくださり「もういいよ~」と答えると扉が開きました。真ん中で手を振るウサギを見つけて「わあーーーー♪」と大きな声が響きました。元気いっぱいの子ども達です。静かにクラシックを聴いてくださった後は、リクエストしてくださった「ぼよよん行進曲」の演奏。リードをさせていただいたウサちゃんと山崎は今時?の歌と踊りに挑戦しましたが、子ども達の傍で若い保育士さん方が、生き生きと楽しそうに笑顔で歌い踊っておられます。こんな先生と一緒だから、ここの保育園の子ども達は元気なんだと、嬉しい気持ちになりました。楽しそうな子ども達の様子に、先ほど保育室から聞こえてきた歌も演奏させていただき、コンサートを楽しく終えさせていただきました。
年長さんのバイオリン体験を終え、園庭で遊ぶ子ども達に見送っていただき、私達は今回の遠征最後の園に向かいました。
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11月の千葉県遠征コンサートの最終は、田んぼ、銀杏、柿、紅葉の木に囲まれた自然豊かな幼稚園でした。「こんにちは!」と門を入ると「コッコ・・コッコ・・」とまず鶏の声がしました。山羊、ウサギ、亀、メダカがいるそうで、カマキリ、カメムシ、コオロギと、数々の虫さんも出てきてくれました。ゆったりした自然の中、ご高齢の園長先生が、ゆったりと迎えてくださいました。不思議なもので、やはり先生方も、子ども達もゆったりされています。
クラシックを静かに聴いてくださった後は、ウサちゃんとの触れ合いタイムです。子どもらしい元気で明るい歌声です。2歳の園児さんもちゃんと参加できる様子に、ゆったりと安心できる空気って大切だと痛感させていただきました。
コンサート終了後、園長室で園長先生とお話をさせていただいていたら、子ども達がチラチラ覗きにきます。「バイオリンの人たちがいるよ」と、嬉しそうに話しています。よくよく考えたら、園長室の扉も開いたままです。お迎えに来られたお母さん達は、園庭でお子さんを遊ばせながら、お母さん同士、楽しそうです。自然いっぱいの幼稚園は、空気も時間も全てがゆったりと自然に流れていました。
今回の千葉県遠征で予定されていたコンサートを無事、終える事ができました。お陰様です。体調を崩す者もなく、貴重な経験をさせていただき、沢山の先生方、子ども達に出会わせていただき、多くの学びを頂戴しました。このご縁を大切にさせていただき、これからも子育て支援に精進いたします。支えてくださいました全ての皆さま、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
(山崎)