- 活動日記
- 2018.10.8(月曜日)
石川県の大型商業施設で演奏させていただきました。
石川県の一番最後の日は、小松市。歌舞伎、日本酒、九谷焼で有名なところです。
前の日の金沢の演奏の帰り、立ち寄ったガソリンスタンドにとても粋な高齢の男性に接客を受けました。タータンチェックの赤いシャツとジーパンに、白いハット。白いお髭にロマンスグレーの髪が良く似合っていました。店内には大きな音で「ジャズ」が流れていました。
リーダーが「一万円しかありません」と言って敬礼すると「君、敬礼なんていらないよ」と言われ、「ジャズがお好きなんですか」と伺うと「気楽にやっているの。アンタの性格、明るくていいね。敬礼で分かったよ」と言って、最後まで粋に見送ってくださいました。
やはり、石川県はお洒落な方が多いです。
店内はハロウィンの飾り付けがステキでしたので、私達も持って行ったハロウィングッズで出来る限り豪華にしました。風船も、もちろんハロウィン色です。
リーダーが「愛知は車ですが、石川県の特産品には本当に美しい物が多いんですね。お客さまがとてもお洒落で品格もあり驚いています。そんな皆さまに受け入れて頂けるよう、精一杯舞台を努めます」と挨拶をしていました。
お子さまが少なかったため解説付きの大人企画に変えましたが、リーダーが客席に降りて行き、子ども達のお耳の横で演奏してサービスを忘れませんでした。クイズを入れながらバイオリンの説明をした後「こんなデリケートでステキなバイオリンを、親子で演奏したい人、手を上げてください!」と言うと、一部でも二部でも大きく「はーーーい」と手を上げる親子連れがいらっしゃって大いに助かりました。
一部、二部ともたいへん多くのお客様に座って頂き、途中で退席される方もほとんどいらっしゃいませんでした。
演奏前と後のバイオリン体験コーナーでは、たくさんの親子さんが集まってくださいました。温かく素朴でいて、品格の高い人達が多いのには、いつも驚かされます。
帰りもスイスイ三時間程で無事名古屋に着きました。
石川県のみなさま、良い勉強をさせていただき本当にありがとうございました。