- 活動日記
- 2018.12.27(木曜日)
名古屋市内の大型商業施設で演奏させていただきました。
平日の大型商業施設は、案外静かな様子でした。
準備をしていましたら「あんたら久しぶりやなあ。わし、いつも楽しみに聴いているんや」と男性の方が元気に声をかけてくださいました。
このお店は本当に音楽がお好きな方が多く、リハーサルの時から座って聴いてくださったり、コンサート開始時間をたくさんの方が尋ねてくださいます。
感心なのは、ほとんどのお子さんがクラシック曲も静かにお行儀良く聴いてくれるところです。意識レベルの高さを感じます。
1回目のコンサートでは、ピンクのワンピースを着せてもらった女の子が、絨毯にチョコンと座り聴いてくれました。「なんてお利口さんなんだろう」と思っていたのですが、「美しく青きドナウ」の曲が流れ出したとたん、立って踊りだしました。本当に可愛かったです。
「年の瀬にバイオリンコンサートを呼ぶなんて、粋なことをする店だね、ここは」と仰るご年配の男性。
また、抱っこベルトで赤ちゃんを抱かれた若いお母さんが「この子と一緒に弾かせてください」と来られました。一番小さなバイオリンを二人で持ち、二人で弾かれ「ありがとうございます。バイオリンなんて楽器、弾けると思っていなかったので、この子にもぜひさわらせてやりたかったです。お買い物に来てこんな経験ができるなんてラッキー過ぎます。嬉しいです。」とお礼を言ってくださいました。
大型商業施設の職員さんやお客様に支えられて、多くの貴重な経験をさせていただきました。感謝の言葉も見つかりません。
ありきたりですが、本当に、本当にお世話になりました。
来年もますます頑張りますので、何とぞ宜しくお願い申し上げます。