- 活動日記
- 2019.6.2(日曜日)
大阪の大型商業施設で演奏させていただきました。
初めての大きな会場でした。広大なモールにおかれた中央玄関の大きな舞台。イヤでもお客様が集まっていらっしゃる場所に設置して頂きました。
期待をかけていただいたことに大きな責任を感じました。
一回目、やはり大阪でした。
大阪の子ども達はいつも、こちらからが声をかけなくても自分からサッサと靴を脱いでジュウタンの上に座ってくれます。30人以上の子どもが簡単に集まりました。
大きな声で歌い、飛び上がる高さが半端なく、他県の子達と大きな差が見られるほどピョンピョン踊りながらお遊戯できます。ウッドデッキなので、ドンドンと子ども達の飛び跳ねる大きな音が聞こえました。
アイアイの掛け声はエネルギーがあり、大人の返す声と一緒になって音楽をかき消すほどの勢いで盛り上がりました。
大阪の人達はやがて、日本の天下を取るのではないかと思われるほど、明るく、元気で、エネルギーがあります。
思わずお客さまの前で「大阪は凄い。今迄のお店の中で一番子ども達の元気が良かった。どうかこの元気で明るい子ども達を大きな拍手で褒めてあげてください」と呼びかけると
大きな拍手が会場いっぱいに響き渡りました。
しかし、大阪の元気はこれに留まりませんでした。
二ステージでは50人ほどの子どもが舞台の前のジュータンに集まり、こちらが押し潰されるのではないかと心配になるほどの混雑に見舞われました。
一部では子どもの企画になったとたん大人の方が何組が退席されましたが、二部は頑として誰も動かず、
「一緒になって楽しむぞ――」といった決意のような空気が会場全体に漲りました。
子どもの楽しそうな笑顔を観て親御さんや高齢者の方達がニコニコ顔で、なんて家族や仲間との結束が強い県なんだろうと、その迫力と強さをひしひしと感じました。
エネルギーのあるお客さまに楽しんで頂くためには、高い位置に立たせて頂く者も、相応かそれ以上のLネギ―ガ必要です。
目に汗がはいって痛いのを我慢しながら弾きました。
バイオリン体験は、他店の三倍ほどの長蛇の列ができました。
ご年配の男性が近付いてこられ(午前中に参加したら子ども達がホントに楽しそうやったから、これはイカンと思って一旦家に帰って三時のコンサートに孫を引っ張って来たんだよ。思った通り、孫が大喜びだった。本当にありがとうございました」とニコニコ顔でお礼を言って頂きました。
大阪の人情深さに、ちょっと感動で胸が熱くなりました。
帰りの車中で、昼食を取っていないことに気付きました。マックでセットを購入し、一気に名古屋に帰りました。
ノンストップでスイスイ帰れたのは、大阪の人達から頂いた感動のお陰です。
一日300キロの仕事でした。
本当にありがとうございました。