- 活動日記
- 2020.4.30(木曜日)
高齢者施設に花400本を届けました。
9時30分に家を出て、花農家の荒木さんの家に行くのに海岸沿いの道路を走って行きました。
右手に広い海が広がり、窓を開けると気持ちのいい風が入ってきました。
11時に荒木さんのお宅に到着しました。すでに荒木さんのところアルストロメリアと
荒木さんがご近所の方にいただいたガーベラが用意されていました。
アルストロメリアは荒木さんが新聞に包んで用意してくださっていたので、ガーベラの茎を揃え、
茎が短いものは抜いて3つに分け新聞で包みました。家からバケツを持って来ていたのでバケツの
中にガーベラの束を入れ車の荷台乗せ、アルストロメリアの束は荷台に寝かせました。ガーベラ
約300本とアルストロメリア100本でした。その後喫茶店に移動をして、荒木さんと昼食を取り、
荒木さんとお別れして高齢者施設に出発しました。
高齢者施設に到着すると代表の〇〇さんがいらしたので、
「今日は、花の農家の方から高齢者施設の方へ渡してくださいと花を預かってきました。
コロナウィルスで自粛の為、卒業式、入学式、歓送迎会などが行われず花が売れず破棄される花が
ある事をお聞きしたので、花の農家の方に高齢者施設の方に頂けないかとお話しすると承諾してい
ただきました。そして一番に〇〇さんのところにと持ってきました。花をもらっていただけません
か」とお話すると
「こんなにたくさん、もらっていいの」と驚かれ、直ぐに隣接する施設にも花を持って行っていく
ようにと職員の方に指示していらっしゃいました。
「農家の方が花を破棄するところをもらっていただけるのは本当に有難いと言っておりました。
簡単な手紙でも書いていただけると花の農家さんも喜んでくださいます。お手数ですがお願いして
もいいですか」と言ってハガキをお渡ししました。〇〇さんは快く受け取ってくださいました。
〇〇さんは「早くコロナが終息するといいですね。コロナは人から人にうつるというより、人から
物、物から人にうつるようだから、とにかく手洗いをしっかりした方がいい」と言われ
「長田さん、皆さん元気ですか?まだマスクを作っているのですか?バイオリンの練習もしている
のですか?」と言われました。
「はい、元気です。マスクを作って高齢者施設に届けています。バイオリンの練習もしていますよ」
とお答えしました。
リーダーが今回の事を「農家と高齢者施設をつなぐ愛の宅配便」と言われていました。
農家の方も高齢者施設の方もどなたも幸せを感じる事が出来る、とても良い経験をさせて頂きました。
荒木さん、ご近所の農家さん、たくさんの花をいただきありがとうございました。
無事に、高齢者施設にお届けしました。貴重な体験をありがとうございました。
(波多野)