- 活動日記
- 2020.5.10(日曜日)
高齢者施設様へのお花の宅配便、第2弾!!
朝、小雨降る中、先生の車にすくすく合奏団のメンバーと同乗させていただき、愛知県田原市に向けて出発しました。NPOのメンバーでお花農家の荒木さんが、前回の4/30に続いて、ご友人の小野さんとともにお花を提供してくださることになり、現地まで受け取りに伺うためです。
途中、海沿いの美しい景色を眺めながら、約2時間余り、片道110キロの旅でしたが、おかげさまで車は少なく空いていて順調に到着、すくすくのもう一人のメンバーと合流しました。荒木さんとは久しぶりで、ご主人とともに早速お花やお土産にと用意してくださっていた前日と採ったという砂抜きしたアサリの桶を見せてくれて、その量の多さに改めて驚かされ、有難い気持ちでいっぱいになりました。
近くのお店が時短営業中だったので、一緒にお昼をいただき、いろいろと話ができ、久しぶりに楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
再び荒木さんのお宅に戻り、冷蔵庫から新聞紙に包んだアルストロメリア6束と、さらに小野さんからのガーベラを3束に包み、ご主人が採ってくださったアサリをパックのお土産に頂いて、田原市を後にしました。
小雨はまだ降っていましたが、帰りの車中で相談し、今回はいつもバイオリン演奏でお世話になっている豊明市と名古屋市天白区の高齢者施設の2軒にお届けすることになりました。
まず豊明市の施設に伺うと、玄関のドアに「新型コロナウイルス感染防止のためしばらくの間 面会謝絶」との張り紙がありました。チャイムを鳴らすと、スタッフの方が出てきてくださり、事情を説明させていただきました。
「実は、私共のNPOのメンバーで愛知県田原市の花農家の者がおり、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言及び自粛等により、ご承知のようにお花の販路においてもキャンセル等いろいろ影響があり、お花を処分しなければならないような事態になっていると伺い、それだったらせめてせっかく丹精込めて育てたお花を、私共が普段お世話になっております高齢者施設様にお届けし、楽しんでいただけたらとお話したら、メンバーの荒木さんをはじめお友達の小野さんもご協力くださるということで、昨日、突然ですが、田原市からお花を頂き、直接お届けに伺った次第です。アルストロメリアは荒木さんが、ガーベラは小野さんがご提供くださいました。」と申し上げました。
すると、スタッフの方は、「それはありがとうございます。是非…」ということで、その三つの大きな花束をお受け取りくださり、同時に「できましたら荒木さんと小野さんに一言お礼状をお書き頂けたら」とお願いし、宛先を書いた封筒をお渡しして、失礼しました。
もう一つの名古屋市天白区の高齢者施設では、ちょうど施設長様がお見えだったので同様に事情をお話し、「ありがとうございます。早速飾らせてもらって、写真を撮ってお送りしますね」と笑顔で受け取ってくださいました。
こうして「今、できることを…」というリーダーの考えの下、マスクやお花をお届けすることを通じて、人様の温かい笑顔やご厚情に触れ、いろいろなことを経験させていただいております。
今、いろいろなところで、皆様それぞれご苦労がおありのことと思います。でも、だからこそ学べること、気づかされることも多々あるはず。今後もそれらをよく考え、活動させていただきたいと思います。
改めて、荒木さん、小野様はじめ、皆様、本当にありがとうございました!!
(谷川)