- 活動日記
- 2020.7.23(木曜日)
violinと出会った頃
「この曲をやりましょう」と仰れば決して逆らいません。
「ありがとうございます」と言いながら受け取った楽譜は全部で6枚(寒)
大変有名な曲ですが
これはviolinの技術を高めるための曲ではないかと感じた私は
先生にそうっと伺ってみると
「そういえば、彼はviolinの先生でしたね」とサラッと仰いました。
やっぱり!
(こんなの絶対に弾けない)
(こんな速さでは弾けない)
愚図愚図文句を言う自分と、心の中で何度も何度も闘いながら
くじけずに努力すれば、「ちゃんとやれた!」という感動につながります。
頑張れば、何とか弾けるようになるのです。
師はいつも考えて、私に曲を与えてくださっているのだという感謝にもつながって
全ての考えが一つにまとまって良いこと尽くめになります。
四か月ぶりに、大型商業施設での演奏がありました。
久しぶりで、異国から返ってきたような気持ちになりました。
とにかく「感謝」「感激」「感動」しかありませんでした。
コロナになってゆとりの時間が増え・・否・・増えすぎ(笑)
お陰様でviolinの練習が山ほどできていましたから
腕の見せ所と言わんばかりに「美しく」「優しく」「丁寧」に弾きました。
やっぱりviolinはいいです。
高校生の時、ショーウィンドゥに飾られたviolinを観て
固まって動けなくなってしまった自分は、決して間違ってはいませんでした。
時間給120円の時代
夏休みを使って喫茶店でせっせとバイトをして
8000円を握って楽器店に走った日の自分に感謝します。
violinがなかったら、コロナの今をどんな気持ちで過ごしていたでしょう。
大型商業施設でも弾かせていただけることもなく、
認定NPО法人への夢さえ抱けなかったでしょう。
ありがとう、高校生の時の私・・・。
(長田)