- 活動日記
- 2020.9.27(日曜日)
愛知県の大型商業施設で弾かせていただきました。
このお店は、コロナ禍の中、コンサートを一早く開催してくださったお店です。
全てのコンサートがキャンセルになった春以降、
このお店では7月、そして今回とコンサートを開催させていただいております。
今回のコンサートでは、またとても嬉しい事が再開できました!
お子様のお耳の近くで、バイオリンの生音を聴いていただく事をさせていただきました。
今回も、コロナにできる限りの配慮をし、
お客様の様子を拝見しながら、丁寧に曲選びをさせていただこうと、
コンサートのプログラムを組ませていただいておりました。
お子様と触れ合う事はなかなかできないと、私は考えていたのですが、
10時の1回目のコンサートから、子ども達がたくさん集まってくださり、
椅子にお行儀よくチョコンと座り、コンサート開始を待ってくださっています。
その様子から、リーダーは、1回目のコンサートに、
お子様の好きそうな曲を選び、一部、子どもさんが楽しんでいただけるプログラムをさせていただきました。
久しぶりに・・・本当に久しぶりに、
子ども達に舞台の前に来ていただき、リーダーのバイオリンを耳元で聴く、実体験をさせていただけました。
ひとえに「行っておいで。」と、送り出してくださった、
親御さんの温かい、お心のお陰です。
私は、大切なお子様の万が一の時の安全を大切に考え、
バイオリンの生音を聴く、お子様の傍に付き、肩にそっと手を添えました。
バイオリンの生音を聴く、お子様の嬉しそうな表情と一緒に、
子ども達の柔らかく、温かい体温が私の手に伝わってきました。
コロナで本当にいろんな規制が生まれ、勿論、今も大変な時は続いていますが、
やっと、ここまできたのだと、子ども達が生音を聴く姿に寄り添いながら、
子ども達の温かい体温を感じ、一瞬、目頭が熱くなりました。
お子様がバイオリンに耳を寄せて聴く姿を、
親御さんは、優しい笑顔で写メや動画に収めておられます。
そんな光景を拝見しながら、
約半年前、毎週の様にコンサートをさせていただいた時には感じられない感動を感じ、
こんな感動を、軽く受取っていた自分を心から恥じました。
コンサートの後、若いお母さんが、
「あの・・・どうぞ。」と、冷たいお茶を届けてくださいました。
「実は二年前、皆さんのコンサートに親子で参加をさせていただきました。
幼なかったこの子が、バイオリンを聴かせていただき、
お遊戯をしたり、実際バイオリンを持って弾かせていただいたりと、本当に、貴重な体験をさせていただきました。
今日、またお会い出来て、本当に嬉しかったです。ありがとうございます。」
と、言ってくださいました。
若いママからの言葉と、思いやりいっぱいのお茶に、
また胸がいっぱいになりました。
コロナは、辛い事をたくさん運んできました。
しかしだからこそ、気付いた事が本当にたくさんあります。
大型商業施設の職員の皆さま、そして、お客様、
本当に、ありがとうございます。
人として無くしてはいけない、温かい温もり・・・
この感謝を、少しでもお返しできるように精進しようと、心に誓った一日でした。
コンサートの後、小さな女の子が走ってきました。
「ありがとう!」と言いながら、小さな手を差し出しています。
ハイタッチだ・・・どうしよう・・・と、一瞬戸惑いながら、ママを見ると、
ママは優しい笑顔で我が子のしぐさを見ています。
手と手を合わせても、大丈夫!!
「また会おうね!」と、女の子と力強いハイタッチ!
コロナで自粛した、3月以来のハイタッチです。
コンサートの中で、「もう少しの我慢です。」と、言うリーダーの声がけに、
うんうんと頷くお客様のお顔が浮かびました。
きっと良くなる!
また、必ずお会いしましょうね!
追伸:偶然、以前お世話になった、このお店の支配人さんと再会しました。
温かい繋がりは、本当に温かく続くのですね。
ありがとうございます。
(山崎)
生演奏で、ほっこりしてもらいました。
子供たちのニコニコは、癒されます。
リーダーさんの
もう少しの我慢です。
肩の力が抜けたようでした。
見えない力で押しつぶされそうな気が
していました。
勇気がもらえました。
ありがとうございました。
楽しみに待っています。