子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

活動日記

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  • 2020.10.7(水曜日)

安城市の高齢者施設の演奏に行ってきました

あコロナ禍の中

久しぶりに高齢者施設で演奏させて頂きました。

 

午前に1施設、午後からは2施設

合わせて3施設の演奏会でした。

 

会場へ伺うと目に入ってきたのは

壁に貼られている長者番付けという大きな文字でした。

90歳以上のご利用者さまのお名前がびっしり書かれています。

 

よく見ると、100歳以上が数名、90歳以上が20名以上もいらっしゃり

他の施設では、90歳代の方が30名近くもいらっしゃいました。

これだけ沢山のご高齢の方が施設を利用され

元気に過ごされています。

 

私達が今こうして生活させていただけるのは

間違いなく、今まで懸命に働いてこられ

家族を支えて下さってきた

人生の大先輩の方々のお蔭です。

ただただ頭が下がる思いです。

 

演奏を始めると、しっかり前を向いて、

大きな口を開けて

大きな声をだして歌われ

体でリスムをとって下さる方や

指揮者のように懸命に手を動かして下さる方もおられました。

リーダーの話に声を出して笑ってくださり

クイズにも的確に答えておられました。

 

唱歌をアカペラで歌って頂きましたが

どの方も記憶をたどりながら、スラスラと歌詞が出てきます。

 

幼いころに一度覚えたことは、

簡単に忘れないと言う事でしょうか。

子どもの頃に育った環境や経験は、とても大切ですと

改めて教えて頂いたようです。

 

前列に座っていらっしゃる教員をしていらっしゃった女性が

何度も「頑張って。頑張って」と

私達に声をかけて下さいました。

 

今まで生徒指導に頑張ってきたけれども

今度はあなた達の番よ、と言われているようでした。

 

職員の皆様は、

ご利用者様のそばに寄り添うように腰かけられ

手拍子をしながら一緒に歌って下さいました。

最後に、今日楽しかった人・・とリーダーが問いかけると

ご利用者様と一緒に、はいと答え

大きく手を挙げて下さいました。

私の目には、まるで大世帯の家族のように映りました。

 

私達を温かく終始支えてくださり

お蔭様で無事に演奏会を終えることができ

大変充実した1日を過ごさせて頂きました。

 

往復共に渋滞し、帰りは小雨が降りかけていましたが

心地よい思いの中、帰路に着くことができました。

 

本日は貴重な1日を過ごさせて頂き本当にありがとうございました。

(高田)

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