- 活動日記
- 2020.12.20(日曜日)
イオンモールでコンサートをさせていただきました
今回、私はガタガタと電車に揺られながら、会場に向かいました。
のどかな田園風景の中に、大きな家がぽつりぽつりと並んでいます。
連日テレビで報道される、ひっ迫した状況と対照的な景色に、
ふっと心が安らぎました。
しかし、日本全国、どこも同じですね・・・
着いた大きなお店は、
☆おうちでクリスマス☆を掲げておられました。
しかし、マスク姿でお買い物を楽しまれる姿、賑わいは嬉しいなと感じながら
準備を整えました。
三密を避け、1メートル四方に開けた客席に、
2回のコンサートとも、ぎっしりお客様が座ってくださいました。
本当に驚くのは、
間隔を開けた座席を、誰一人動かそうとされないのです。
例え、幼い子どもでも、きちんと離れた椅子に腰かけて聴いてくださいます。
この土地の方の素直さなのか、
日本人としての素晴らしさなのか、
私は感動すら覚えました。
お互いが、お互いを思いあう空気が、
会場に漂うように感じました。
イベント開催が減る中、
バイオリンコンサートを開催に導いてくださったお店の職員の方のお客様を思われる優しい気持ち。
そして、コンサートにご参加くださった、多くのお客様の笑顔、拍手。
その優しい空気にくるまれながら、私たちはコンサートをさせていただきました。
お店の方のお心遣いは、
お客様は勿論の事、参加をさせていただく私たちの心を、
どんなに癒し、勇気づけてくださったかしれません。
コンサートは、
お客様からリクエストを頂戴しながら進みました。
リクエストをしてくださった方、お一人お一人に、
リーダーは深く頭を下げておりました。
ご参加くださったお一人お一人が、コンサートを支えてくださっているのだと感じました。
コンサートでしばし時間を共有させていただきながら、
共に笑い、音楽に癒され、この空間の皆さまが大きな大きなファミリーの様に思われました。
リーダーが最後のご挨拶で
コロナで本当に大変ですが、被災にあわれた地域の方々は
「さあ!今から」という時にコロナです。
そんな事を思えば・・・私たちには家もあります。頑張りましょう。と、話をすると、
大きく頷かれる方やそっと涙を拭われる方がおいでです。
大なり小なり、みんな辛いのは同じなんだ。
ああ・・・だから、会場にはお互いがお互いを思いやる優しい空気が溢れていたのだなと、
思わず涙がでそうになりました。
「本当に癒されました。」と声をかけてくださった若いパパさんとママ。
こちらの方こそ、本当に癒されました。
今年は☆おうちでクリスマス☆
家族の温かさをいつも以上に感じるクリスマスを迎えられそうです。
幸せな時を、ありがとうございました。
(山崎)