- 活動日記
- 2021.3.25(木曜日)
名東児童館で演奏させていただきました。
朝から少し雨模様の平日の午前中、名古屋市の名東児童館に伺い、演奏させていただきました。本児童館での演奏は前年夏に続いて2回目ですが、初めの館長様のご挨拶の中でのお話では、何回もお電話でバイオリンコンサートについてのお問い合わせをいただいたそうで、有難いなと思いました。また、リハーサルの時に早めにおいでいただいていた小さな男の赤ちゃんを連れたお母さんが「この子にとって初コンサートなんです」と言っておられ、親子共々楽しんでいただけるよう頑張らねばと思いました。
演奏は10:30~11:30でしたが、「さくら(独唱)」から始まり、次はリクエスト①ということで、小さな女の子が元気よく手を挙げてくれて、「ホール・ニュー・ワールド」を演奏しました。リーダーが前の2列目くらいまでの方々のところを回りながらバイオリンの音色を子どもさんたちの耳元で聴かせていました。その後は、「となりのトトロ」「ミッキーマウスマーチ」「アンパンマン体操」「さんぽ」と子ども達のよく知っている曲を演奏し、メンバーの一人が前に出てぬいぐるみを持ちながらお母さんや子ども達をリードし、親子で体を動かしながらバイオリンの演奏に合わせて歌ったり踊ったりして楽しんでいただきました。
そして再びリクエスト②では皆様に挙手していただき、多数決で「カノン」が選ばれ、まずリーダーが「カノン」とは輪唱のことということで皆様に「かえるのうた」を歌っていただき、その後バイオリンでパッヘルベルの「カノン」を演奏させていただきました。続いてピノキオのテーマソング「星に願いを」で、演奏を終えました。そして最後に、リーダーからチラシやすくすくメールの申込等の資料を見ながら子育て支援の活動について説明をさせていただき、若いお母さん方への励ましの言葉でコンサートを終えました。
妹を一生懸命高い高いしてあげていた小学生のお兄ちゃん、「是非もう一度バイオリンの音色をこの子に聴かせてやってください」と小さな女の子を連れてリーダーのところにやってきて声をかけてくれたお母さん、そして「初コンサート」と言っていた若いお母さんに感想を伺うと、「最後はすっかり気持ちよかったのか寝てしまいました」と一度も泣くこともなくおとなしく聴いてくれた小さな赤ちゃんを再び抱っこひもで結んでいた若いお母さん…、皆様に心から感謝申し上げるとともに、「子育て、頑張って!!」とエールを送り応援したいと思いました。
リバウンドが懸念されるコロナ禍がなかなか収まらない状況下ではありますが、マスクは勿論、手指の消毒やソーシャルディスタンスに気を付けながら人数を制限してのイベント開催で、児童館のスタッフの方々には大変なご苦労がおありのことと思われますが、おかげさまで早速また来年の演奏のご予約も頂戴し、私共のお役に立つことがあればと大変有難く嬉しく思います。
スタッフの皆様にお手伝いいただき外に機材を運び出すと、まだ少し雨がパラついており、小さなお子さんを連れたお母さん方の帰り道が心配されましたが、心が少しでもなごみ温まってくれていたらと思いました。こうして児童館の皆様のご尽力により、おかげ様で若い親子さん達の前で演奏をさせていただく貴重な機会を頂戴いたしましたことに、改めて心よりお礼申し上げます。
皆様、本当にありがとうございました♪
(谷川)