子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

活動日記

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  • 2021.11.6(土曜日)

京都の大型商業施設でコンサートをさせていただきました

20211107_173513秋の深まりを感じる週末

京都の大型商業施設でコンサートをさせていただきました。

 

紅葉が素晴らしい地域に大型商業施設はありました。

 

広いコンサート会場に、間隔を空けて綺麗にお客様の椅子が並んでいました。

 

「今はね・・椅子も広く離さなくちゃね」と仰る、イベントを開催してくださる職員の方の言葉に

そんな中、お客様に音楽をお届けして差し上げようと

イベントを開催してくださる、お店の方のお気持ちが嬉しく、有難く

優しい気持ちで、感謝を込めて弾かせていただこうと思いました。

 

今回は、私達のバイオリンコンサートと

オンラインで会場と繋がり、大型スクリーンから発信されるコンサートを

交互にさせていただくという企画に参加させていただけ、お店は音楽が溢れる一日でした。

また、私達にとっては、初めての体験となった

別会場にいらっしゃる音楽家の方とオンラインで繋がり

歌声とギター、そして私達5本のバイオリンでのコラボ演奏もさせていただきました。

 

曲は勿論、お店のテーマソングです。

 

明るく軽快な曲に、お客様のお顔がパッと明るくなり、身体でリズムをとられたり、手拍子をされたりしていました。

自然と笑顔になれる曲です。

 

コロナ禍は、本当に苦痛を伴いますが、新しい可能性を産んでれたのも事実です。

新しい可能性に託して、音楽をお客様にお届けしようとされる

大型商業施設の職員の方の、温かい温かい心に、心より感動しました。

 

1回目のコンサート開始前、1番早く、お席にお座りくださった、女性のお客様は

「コンサートが本当に無くなりましたね。今日は嬉しくて嬉しくて」と言われました。

「開催させてくださった、お店のお蔭です」と、お返事をさせていただくと

「本当に、お店のお蔭です。ここにはいつもお買い物に来ますが、本当に温かいお店です」と言われました。

 

お客様からリクエストをいただき、それにお応えするコンサートも

途絶えることなく、リクエストを頂戴しました。

 

優しく、柔らかい曲のリクエストが多く、そっと涙を拭われるお客様の様子に

こちらも、胸がいっぱいになる場面が幾度とありました。

 

2回目のコンサートはお子様も多く来てくださり

ステージのすぐ前に、お子さまに間隔を空けて並んでいただき

お子様の耳元で、リーダーがバイオリンを演奏するサプライズもできました。

 

目をキラキラさせて耳を澄ますお子さん。

溢れんばかりの笑顔で見守り、お子様の様子をスマホに残される親御さん。

そんな様子を、優しい笑顔で見守る多くのお客様。

 

幸せな空気が、会場を包みました。

 

リーダーはコンサートの最後に、お客様に優しく語りかけました。

 

「コロナ禍で、コンサートができない日が続きました。そんな中、気付いた事があります」と。

 

「音楽の素晴らしさ」

「演奏をさせていただける有難さ」

「演奏を聴いてくださる人がいてくださる有難さ」

 

そんなリーダーの話を聞きながら

目の前のお客様、お世話になったお店の方々に、心よりお礼を申し上げました。

 

ありがとうございます。

 

お店を後にする頃は、夕闇でした。

 

紅葉が人気の路線の電車は、お土産を手にした、楽し気な人で溢れていました。

 

どうぞ、この温かい地域、この温かいお店が

益々、発展しますように・・・と、心から祈りながら、ライトに照らされる真っ赤な木を見上げました。

 

また、お会いできますように・・・

 

(山崎)

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