子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

昨日に引き続き今日も演奏会に行ってきました。

今日はファミリーレストランで朝食を頂きその後、店内に機材を搬入しました。

 

まず10:00からお店のイメージソングを弾かせていただきます。

創業65周年を記念して滋賀県出身のアーティスト・西川貴教さんが

歌っていらっしゃる「かけっことびっこ」です。

店内に定期的に流れ、演奏に足を止められるお客様もいらっしゃり

大変馴染みのある歌だと思います。

 

13:00と15:00のステージですが、両ステージとも

演奏15分前は空席がありましたが

開始と共に準備頂いた椅子では足りないぐらい満席となっていました。

 

お客様は元気よくリクエスト下さり

中でも、5月の花である「はなみすき」に大変感動されていました。

リーダーがこの曲は一青窈さんが同時多発テロの友人を思って

作曲された曲ですと説明したあと、演奏を始めますが

全ての演奏が終わったあと、一人のご婦人がわざわざリーダーの所へ来てくださり

「はなみすき」に感動しました。涙が出そうでと、目頭を押さえていらっしゃいました。

 

また、別のご婦人が来てくださり

やはり「はなみずき」に大変感動しましたと声をかけて下さったようで

「はなみづきは人を感動させるのですね」とリーダーが言っておりました。

2ステージ目もこの曲をリクエストされ、音楽の力を痛感するとともに

演奏を聴き、声をかけて下さるお客様のお気持ちに感激いたしました。

 

演奏の最後に必ずリーダーは挨拶されます。

「当たり前の生活がどれほど有難いか、コロナ禍の中で気付かせていただきました」

その言葉に会場の何人ものお客様が強く頷かれます。

 

私達がこうしてステージに立たせていただけるのは

お店の方に招いていただいて初めて出来ることです。

お客様がリクエストくださるからこそ、演奏できます。

すべてはお店やお客様のお蔭です。

改めて心から感謝いたします。

 

機材の片付をしていると、リーダーが焼きたての「たい焼き」を買ってきてくれました。

周りの余分な皮は切らずそのままでパリパリでした。

お店をでた直後に、全員で、温かいうちに

美味しい！美味しい！と言いながら頂きました。

同じステージに立たせて頂き、同じたい焼きをみんなで口にしながら

こんな活動をさせていただけることがとても有難く思いました。

 

地域密着をライフスタイルとされているお店とご縁をいただき

私達もお客様参加のステージを心がけております。

これからも、お店の方からお客様から学ばせていただきながら精進してまいります。

 

今日も1日、本当にありがとうございました。

またお目にかかりたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（高田）