- 活動日記
- 2022.10.10(月曜日)
滋賀県の大型商業で演奏をさせていただきました
お店もリニューアルされ、雰囲気が明るくすっかり変わってました。
30分以上前から並んで待っていらっしゃる男性の方に
「会場がいつ開きますか」と聞かれましたので
「午後1時30分ですが、まだずいぶん時間がありますよ」と答えると
「一番前に座りたいからいいんだよ」と仰いました。
プレ演奏が始まると次々とお客様が集まってくださり、すぐに満席になって立ち見まで出るほどでした。
担当の方が立ち見のお客様のために椅子を用意してくださるということでしたので
リーダーがマイクで「只今席を準備しておりますので、しばらくご辛抱ください」と
立ち見のお客様に声をかけるほどでした。
親子連れも多くて、子どもたちは風船をもらうと嬉しそうな顔をされました。
滋賀の子ども達は本当に風船が大好きなので、滋賀県内での演奏には必ず風船を持参しております。
手に持って参加する子ども達が多く、会場に風船の花が咲いた様でした。
「ホールニューワールド」がリクエストされると、
会場からたくさんの子どもたちが舞台の前に並んでリーダーが弾くバイオリンの生音を耳元で静かに聴きました。
親御さんたちが嬉しそうに、写真を何枚も撮っていらっしゃいました。
リクエストも競うように手を上げてくださり、沢山のお客様に盛り上げていただき助けられました。
一番前に座られたご夫婦のお客さまは、
旦那様が「ハナミズキ」とリクエストされましたが、横から奥様が「愛の挨拶」と絶対に譲られず
結局旦那様が折れて「愛の挨拶」でリクエストされました。
1回目の演奏が終わるとお客様が声をかけてくださいました。
「名古屋によく行くことがあります。ポールモーリアが来日した時も行ったし、オーケストラの演奏会にも行きます。今日は「愛の夢」がピアノでなく、バイオリンで聴けてすごく良かったです」と言われ、
隣にいらっしゃった奥様が「本当に素敵で感動しました」と言われました。
お客様はいろんな思い出にふけながら、私達の演奏を聴かれていらっしゃるのだと思いました。
バイオリン体験では長蛇の列ができ、たくさんの子どもたちが体験してくれました。
演奏をしている子どもさんを見る親御さんが、本当に嬉しそうでした。
演奏後にパンを売られていた方が、なんと六個のパンを差し入れてくださいました。
「私も会場まで聴きに行きました。とても素敵でした」声をかけてくださいました。
お店の方もお客様も本当に温かい方ばかりです。
谷川さんが引いたくじ引きで三等が当たり、500円の商品券が当たっていました。
「是非お使いください」とパン屋さんに差し上げていて、大変微笑ましい光景でした。
いつもお客様に支えられて演奏会は成り立っています。
滋賀のお客様、そして職員の皆様、大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
(波多野)