- 活動日記
- 2022.10.19(水曜日)
愛知県の高齢者施設で演奏させていただきました
演奏に入る前にリーダーが発声練習として、12月までの唱歌を思い出して歌っていただきました。皆様、少し緊張されておりましたが直ぐに思い出され次々歌う事が出来ました。
演奏が始まり曲は「カノン」「G線上のアリア」を聴いていただきました。作曲家の説明をリーダーが説明すると熱心に聞かれていました。
歌は「赤とんぼ」「里の秋」を歌うと男性の方と女性の方のとても良い声が聞こえてきました。
他の方も歌うことによって表情が和らいできました。
「ふるさと」「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」では全く動かずじっとこちらを見ていた女性の方も身体を揺らして歌ったり、曲を聴いてくださったりしました。
皆で歌をうたうことは、心が解放されて楽しくなって心にも身体にも良いことだと思いました。
特に九ちゃんの曲は皆さん大きな声で元気よく歌うことが出来ました。
九ちゃんの歌は高齢者の方に大人気です。
最後に「ノクターン」を聴いていただいて終わりました。
演奏が終わると
品の良い男性の方が私たちのところに来られてお話をされました。
「昔外国に長くくらしていて、そこで集まりがあった時、必ず最後は日本の歌で終わりました。
日本の歌はいいです。『赤とんぼ』は昔から歌われていていい歌です」と懐かしそうに話されました。
皆さん穏やかな顔をされていますが、ここに来るまでいろんな人生経験をされたのだと思いました。
私たちの演奏や歌をうたうことで少しでも皆様の心が癒されればと思います。
「また来てくださいね」「とても楽しかった」などと嬉しいお言葉をいただきました。
男性の方が「ありがとうございました」と丁寧にお礼を言ってくださいました。
こちらこそ、とても楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。
ここの利用者さんはとても良いお顔されていて、大切にされているのが分かります。
職員の方々の日々の努力の結果だと感じました。
まだコロナ対策で大変の中、貴重な機会をいただき、改めて心より感謝申し上げます。
皆様、本当にありがとうございました。
(波多野)