子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

新年初の園訪問は

京都の、認定こども園でした。

 

観光地の中にあるこの園は

神様の懐の中に抱かれている様な所にありました。

 

もともと坂道の多いこの地域の山の中程にあるのですから

保護者の皆さまは、見事に電動自転車でした。

 

しかし、園舎に続く最後の坂道は、徒歩。

 

坂道入り口に、ズラリと電動自転車が並び

そこからは、お子様と手を繋いで登って行かれていました。

 

今日のコンサートは

保護者会がお招きくださいました。

 

朝、最寄りの駐車場に

先生方やお母様方が沢山待っていてくださり、私達を迎えてくださいました。

 

そして、園児さん達が歩く坂道を

重い機材を持ち、皆さんが手で運んでくださいました。

 

今日は、そんなお母さん方の愛情がたっぷり詰まったコンサートです。

 

会場に着くと、まず

「温かいお茶です。温まってください」と

ホカホカのお茶をいただき

会場がほぼ整い、リハーサルに入ろうとする私達一人ひとりに

「どうぞ!」と、かんかんに熱いカイロを配ってくださいました。

 

全て、若いお母様のお心遣い。

本当に、驚きました。

 

こんなお母様方のお子様が通う、こども園。

 

どんなコンサートになったか····

 

想像いただけると思いますが

それはそれは、明るく元気、素朴でこどもらしい伸びやかな一時を過ごさせていただきました。

 

母は子に繋がる。

先生は園に繋がる。

 

神宿る山の中腹の園から

たくさんの気付きを頂戴しました。

 

ありがとうございます。

 

最後に、お母様方へ·····

 

幼い我が子の手を握り、あの坂道を登った毎日が

いつか、かけがえのない宝物になりますね♡♡

 

(山崎)