- 活動日記
- 2023.3.23(木曜日)
安城市の高齢者施設二軒でコンサート
その途中で、今にも傘が逆折れしそうな歩行者を見て
演奏する二軒が近いし雨が降っているので、車で機材を移動しようと相談、決定しました。
春は温かくなってホッとしますが
時として荒れるので要注意です。
一度大型商業施設の屋上で
ちょっと手を離したスキに、春の嵐にドアを持って行かれ
隣の車に傷をつけてしまった苦い記憶があります。
相手が良い人だったので助かりましたが
怖い人だったらと思うとゾーっとします。
皆さんも気を付けてください。
さて、最初の施設は利用者さん達ではなく、ディサービスにきていらっしゃる方々の前での演奏でした。
いつもの通り発声練習から始めましたが、幼い頃に覚えた唱歌は何年たっても歌詞が出てくるので本当に不思議です。
皆さん、記憶だけで大きなお口をあけて、元気よく歌っていらっしゃいました。
演奏も迫力のある曲が多く用意されていたので
職員の方々も「すごく良かった」と感動してくださいました。
(いえいえ、プログラムを考えてくれた谷川に感謝です)と心の中で言いました。
一時間たっぷり演奏した後
相談した通り、カバーを取り外したままの機材をのせて車で移動。
職員さんが手伝ってくださったお蔭で
スムーズに機材セットが整い、時間通りに演奏を開始することができました。
何度も伺っているため、亡くなった方もいらっしゃり寂しく思いましたが
大きな声で歌ってくださいました。
しっかり働かれたから、こんな豊かな老後を送ることが出来ています。
その人の生きざまで、老後が決まると言って過言ではありません。
「よく働かれましたね。ご苦労様でした。どうぞお楽しみください」
心の中でそう思いながら演奏しました。
いつもありがとうございます。
(長田)