子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

活動日記

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  • 2020.1.11(土曜日)

名古屋市内の大型商業施設で演奏させていただきました。

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「立派になったお店で会いましょう」

二月にビルを壊して建て直すお店に伺いました。

一か月おきに伺っており、

とても温かいお客様に囲まれて

多くのことを学び育てていただきました。

 

ここのお客様はとにかく、温かく対応してくださいます。

まず館内に入って歩いていると

「今日はバイオリンだったのね。後で行くわね」と後ろからポンと肩をたたいてくださいます。

「今日も行くわよ」と気やすく声をかけてくださる方もいらっしゃいます。

お手洗いで、気さくに話した方もいました。

静かに、いつも熱心に聴いてくださるご年配の男性の方が何人もいらっしゃいました。

若い親子連れも、本当に気さくな人達ばかりでした。

 

一部

プレ演奏をしていると

女の子がニコニコ顔で走ってきて

一人で聴いてくれました。

ありのままでを弾くと、今度はお姉ちゃんとパパと弟がやってきて

親子で笑顔いっぱいで最前列で聴いてくださいました。

時間がないと本番前に行ってしまいましたが

「キレイだったよ」と女の子がタッチを求めてきましたので

笑顔いっぱいで応えました。

とにかく皆さん、庶民的が良いのです。

昔からこのあたりの人達を

私は「名古屋の江戸っ子」と表現していたくらいです。

サッパリした気さくな地域なのです。

 

沢山のお客様が集まってくださいました。

リクエストも積極的に手が上がりました。

笑いを取りながらも、自然で無理のないステージが出来上がりました。

お客様が明るくて自然で無理がないからです。

前列に空きがありましたが

その分、後ろに多くの立ち見が出ました。

盛況のまま終わることができました。

 

二部

「しばらくお別れですね」という言葉から始まり

バイオリンで四曲ほどみんなで歌いました。

大きな声で歌っていただきました。

みなさんに一人一人が挨拶をしました。

涙が出そうなところを我慢しながら

「またきっと会いましょうね」とお別れをしました。

 

片付けに入っていると

なんとお休みと伺っていた担当者のTさんが私服で立っていらっしゃいました。

「挨拶にきました」と。

感動でした。

まさかお会いできるとは思わなかったので、Tさんのお人柄に頭が下がりました。

こんなお店で演奏させていただいたことに心から感謝できました。

「今度、Y店に行くわね」と言って下さり、本当に嬉しかったです。

人数分のお菓子までいただきました。

嬉しくて、お礼の言葉も見つかりませんでした。

 

機材を積んで

喫茶店のマスターに「お世話になりました」と挨拶をしました。

この方はいつもお菓子を配って励ましてくださり

ツイッターにも紹介してくださり

細やかな心配りの本当に温かい方でした。

「またY店にいくから」と言ってくださり、優しさにやはり涙が出そうになりました。

 

建て直すのに一年くらいかかるでしょうか。

新しくなったお店で、

多くのお客様に再会できることを信じて頑張ります。

皆様、しばらくのお別れです。

心よりありがとうございました。

そして、どうぞお元気でお過ごしください。

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