子育て支援の大切さを社会により広く訴えるため、精力的なバイオリンコンサートを開催しております。

活動日記

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  • 2020.6.9(火曜日)

子どもたちの可能性

6月9日いろんな商業施設へ演奏に伺いますと

必ずと言っていいほど、お子様を抱っこされる

パパに出会います。

 

抱っこひもをされているパパもおられたり

椅子に座り膝の上で抱っこされたり

とても微笑ましい光景だと思います。

 

「ママはどうしたの?」とお尋ねすると、

「今日は仕事に出かけています」

「今、買いものに行っています」と答えて下さいます。

ママの代わりになってお子様の面倒を見られています。

 

ある時、こんな親子に出会いました。

全ての演奏終了後、機材を片付け始めていると

リーダーのもとへ、とてもオシャレなパパとバイオリンを持った男の子がおいでになり

「今度、バイオリン教室の発表会があるんです」と仰いました。

 

「じゃあ、この舞台に立って弾いてごらんなさい」

リーダーの発案に

パパも男の子も大喜びです。

 

男の子は何のためらいもなく

ステージの上で発表曲を堂々と演奏してくれました。

リーダーは演奏前後の挨拶の仕方を教えていました。

 

男の子は本当にバイオリンが好きなのだなと

演奏する様子から伝わってきました。

パパはそんなリーダーと男の子のやり取りを、にこやかに見守っておられました。

 

あの後、男の子は発表会で上手く演奏できたでしょうか。

きっとリーダーのアドバイス通り、きちんと挨拶をして

演奏を終え、沢山の拍手をもらうことができただろうなと想像しています。

 

すべての子どもたちにあらゆる可能性が秘められています。

子どもの将来のためなら

一心に応援する「無償の愛」

 

「良かったなー。舞台で弾けるなんて思わなかったもんなー」

いっぱいの笑顔で弾き終わったお子さんを抱きしめられました。

 

そんなパパの姿を見て

正に子どもの無限の可能性を信じる親の姿だと感じました。

 

今でも思い出す、とても素敵なミニコンサート。

子どものビックな可能性が

どうか伸び伸び育まれますように。

(高田)

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