- 活動日記
- 2020.5.6(水曜日)
結び願うこと
2020.5.6(水曜日・祝日)
758年、あえて「梅の花」を讃える宴で、
「花は移ろふ=枯れるので、私は常盤の松に祈りを奉げます」と大伴家持が詠んだものです。
当時はいつまでも色あせない松の枝と枝を結ぶことで、
人々の無事と安全を祈る風習がありました。
「紐を結ぶ」という祈る思いは、
御神籤を神木に結んだり
慶弔の袋を水引で結んだり
更には色とりどりの組み紐など、
今もなお私達の中で脈々と受け継がれています。
5/6までと言われていたコロナの自粛は、
残念ながら五月いっぱいに延期となりました。
今こそ松の枝と枝を結ぶように、
人と人の心を固く結び
凛とした心で色あせないように生きていくことが大切だ・・そう思って書きました。
五月晴れの下、
街路路に咲く皐に感動し
思わず描いた絵を添えさせていただきます。
(長田)
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