- 活動日記
- 2020.7.5(日曜日)
心温まる出会いやご縁に、感謝!!
2020.7.5(日曜日)
昨日に続いて今日は奈良の児童養護施設で久しぶりの演奏がありました。予報では曇りのち雨でしたが、実際は薄日も射すような天気で、木々の緑が美しく映えていました。また高田さんのご主人が動画撮影のため一緒に参加してくださり、12:45に搬入、準備・音合わせなどをして、13:30からの演奏に備えました。会場の講堂は、扉を開け換気をし、椅子もいつもより前後の距離をとって並べてありました。
放送が入り、子ども達や先生方が次々に集まってきました。前には小さい子が、後ろには大きな子たちが座り、司会の先生にご紹介いただき、長田先生が挨拶とメンバーの紹介、そしてコンサート流れを説明しました。昨日とは逆に、はじめに「ホール・ニュー・ワールド」「ありのままで」「パプリカ」など子ども向けの曲から入り、長田先生のお話をして、また演奏をすることになりました。
子ども達は演奏を聴きながらだんだん歌声も出てきたり、踊りを踊ったりしてくれました。その後、長田先生がご自分の中学1年からいじめを受けたこと、高校で弱さを隠すためにワルになったこと、そして優しくて心温かいご主人との出会いによって生活が一変し、今の幸せがあることなどを話されました。最後に「人は人との出会いで人生が大きく変わります。優しい人に出会いたいと思ったら、まず自分が優しい人になること。温かい人に出会いたいと思うなら、自分が温かい人になることです」と言って話を終え、最後に「カノン」を演奏して終わりました。お話は15~20分ほどありましたが、子ども達は静かにじっと聞いていました。
演奏後、手指や顎当ての消毒をしながら、子ども達のバイオリンの演奏体験をしましたが、みんなきちんと並んで、お互いに拍手をし合いながら参加してくれました。そして最後に女の子がお礼のご挨拶をしてくれ、それがとても上手で大変驚かされました。またステキな花束もプレゼントしてくださり、さらに恒例の人の花道を作ってくれて、コンサートを終えました。
その後別室で先生方がお茶をごちそうになり、いろいろなお話を伺いました。コロナ禍により、こうした催しは子ども達にとっても今年初めてであり、子ども達も楽しみにしていたと伺い、こちらも久しぶりの演奏で本当に嬉しかったとお伝えでき、お互いの気持ちが一致したことがわかり、大変有難かったです。また、先生方の子ども達の学習や食に対する気遣いや熱心な取り組みにも頭が下がりました。帰りに心のこもったお土産を頂き、またみんなが門のところに並んで手を振って送ってくださり、施設を後にしました。
こうした子ども達や先生方の姿勢に、今日もまたこちらの心が浄化され元気を頂くとともに、今後も少しでも人様のお役に立てるよう、ますます頑張らなければと励まされました。先生のお話の通り、こうした一つ一つの心温まる出会いやご縁に、改めて心より感謝いたします。皆様、本当にありがとうございました!!
(谷川)
みわ
より:2020.7.8(水曜日)
動きだされたんですね。 久しぶりに聞く、生の演奏、そしてお話 子どもたちには、力強い応援になったのではないかと思います。 私も早くお店で出会えることを祈っています。 雨のジメジメが続きます。 いろんな事にお気を付けてください。
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